2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

レスポール・スペシャル

昨日は1970年代中頃に作られた、謎のレスポールを紹介しました。 以前も書きましたが、何かを買おうとか決めていなくて、オープンな状態で楽器屋さんへ行くと、ギターが呼んでいるような気がする場合、そこまではいかなくても何故か気になるギターに巡り合う…

70年代レスポール

昨日は、スモール・ブロック・ポジションマークのレスポール・カスタム’54を紹介しました。 オールドの復刻版を望む人には、今ひとつだと思うのですが、このようなイレギュラーな物は、魂が宿っているように感じられる物が多いです。 今日紹介するのは、19…

レスポール カスタム’54

昨日は、ギブソンのレスポール・スタンダード’58を紹介しました。 スタンダード’58は、通常はゴールドトップなのですが、イレギュラーなチェリー・サンバーストのモデルが存在しています。 このレスポール・スタンダード’58と一緒に語られる事が多いの…

レスポール・スタンダード’58

先日、カラマズー工場の末期に作られたモデル等を取り上げて、イレギュラーな物には魂が宿っているように感じられるギターが多いという事を書きました。 通常の仕様でない物は、職人がそのギターを愛している可能性が高いから、魂が宿るような気がします。 …

空海の風景

先ほどまで、テレビで空海と高野山の番組をやっていました。 結構、知らない事も多くて、興味深く拝見しました。 以前も書きましたが、どちらかというとライバルの最澄の方が好きです。 空海は、才気があふれていて、そのせいか自己アピールが強い感じがして…

国連常任理事国について

昨日、池上彰のTV番組で東京裁判をとりあげていました。 以前、このブログでも東京裁判の事を書いたので、興味深く拝見しました。 ドイツの現状なんかも紹介していて、とても興味深かったです。 もっとも、ニュルンベルグ裁判についてはほとんど触れていなか…

レスポール・カスタム

昨日は、イレギュラーなモデルに、魂が宿っているような感じがするギターが多いという事を書きました。 作った職人が、そのギターを愛していたという事が、魂が宿っているように感じる要因のひとつではないかと思っているのですが・・・、普段作っている規格…

魂が宿っているように感じるギター

昨日は、ヒストリック・コレクションについて書きました。 あくまでも、個人的な感覚ですが・・・カラマズー工場末期に作られたレギターでは、魂が宿っているように感じる物が多いのに対して、ヒストリック・コレクションでは、魂が宿っているように感じる物…

ヒストリック・コレクション

ここのところ、1980年代から続く、レスポールの復刻版について書いてきました。 そして、昨日は、レスポール・リイシューとレスポール・クラッシックは同じ木部を使っていた時期があったことを書きました。 この後は、皆さんの御存知のカスタムショップ製の…

レスポール・リイシュー

昨日は、日本ギブソンがオーダーした58ヴィンテージと59ヴィンテージについて書きました。 そして、カタログ商品で通常ラインで製造されたレスポール・リイシューについても書きました。 レスポール・リイシューは1983年にアメリカで発売されたのですが…

58ヴィンテージと59ヴィンテージ

昨日は、ギブソンのナッシュビル工場内にあったカスタムショップについて書きました。 1982年から1984年の期間は、カラマズー工場のリペア&カスタムオーダー部門と両方で、カスタムオーダーの楽器を製作していました。 この時期は、丁度レスポール80(ヘ…

ギブソンのカスタムショップ

昨日は、カラマズー工場の末期に作られたレスポール・モデルについて書きました。 当時のカラマズー工場では、アコースティックやフルアコを作っていたので、これらのレスポール等のソリッド・ボディを作ったのは、リペア&カスタムオーダー部門になります。…

カラマズー末期のレスポール・モデル

昨日は、ギブソンのカラマズー工場の末期について書きました。 この時期、カラマズー工場では、基本的にアコースティックやフルアコの製造を行っており、ソリッド・ボディやセミアコはナッシュビル工場で作られていました。 したがって、カラマズー工場でこ…

ギブソン・カラマズー工場の末期について

一昨日は、カラマズー工場の末期に作られた、フライングV、エクスプローラー、ファイヤーバードを紹介しました。 カラマズー工場の末期に作られたギターには、イレギュラーな物で魂が宿ったような感じがする良いギターが多いように思います。 ギブソンは1975…

簿記検定

今日は、別の事を書こうと思っていたのですが・・・帰宅したら、日商簿記2級の合格通知が届いていました。 それも、認知症の母が封筒を破いていたのですが、幸い中身は無事でした。 よく親が勝手に手紙を開けたなんて、文句を言っている人がいますが、 我が…

カラマズー製の白バインディング・トリオ

昨日は、ギター・コレクションについて書きました。 そして、私の場合は、楽器屋でギターに呼ばれているような気がする、という事も書きました。 その結果、私の所有するギターは千差万別といった感じになっています。 珍しい物があれば、ありふれた物もあり…

ギター・コレクション

昨日は、ギタリストには、身体的能力の才能と音楽的感覚の才能があるという事を書きました。 そして、私はギターコレクションをするのは、ギターに魂が宿っているような気がして、ギターに呼ばれているような感じがするから、という事をかきました。 以前は…

ギタリストの素質

昨日は、ギター・コレクターは別にギターを弾く事が上手くなくても良いのでは?ということを書きました。 ギターを上手く弾くというのと、ギターの良さを理解できるというのは、別の才能だと思うからです。 以前、画家には、頭で描く画家と感覚で描く画家が…

ギター・コレクターの言い訳

昨日は、物価とかを考えると、ヴィンテージ・ギターは元から高価だったという事を書きました。 最近、円安のせいもあり、またヴィンテージ・ギターの価格が高騰しています。 昔、ヴィンテージ・ギターが売りに出され頃の、価格に近付いているともいえます。 …

ギター離れ

先日、最近の若い人があまりギターを買わないという話を聞きました。 買うとしても、安い楽器ばかりだそうです。 けいおんのブームで、一時的にバンドをやっても、卒業後も続ける人はほとんどいないそうです。 で、楽器店で高価なギターを買うのは私のような…

エルンスト

先日、マグリットのことを書きましたが、マグリットに影響を与えたの一人がエルンストです。 以前も書きましたが、エルンストは私の好きな画家です。 マグリットの作品は、実物を見てもインパクトがあまり無いと思うのですが・・・ これに対して、エルンスト…

70円切手

アムネスティの会報(ニュース・レター)が届きました。 以前も書きましたが、13団体ほどNGO等の会員やサポーターになっています。 でも、災害等があったときに寄付をする程度で、特にボランティア活動をしている訳ではありません。 親の介護とかで忙しい…

マグリット

一昨日、昨日とフォロンについて書いてきました。 フォロンは、子供の頃、遊んでいたテニスボールが展覧会の会場に入ってしまったので、追いかけて会場へ入って目にした絵に感銘を受けて、画家を目指したそうです。 その時、開催されていたのがマグリット回…

フォロン(続き)

昨日は、謎のフォロンの絵について紹介しました。 私は、フォロンの絵って好きなのですけど・・・思ったほど日本での人気はないのかもしれません。 まあ、昨日、図録を載せたように、大規模な展覧会が何回か行われているのですから、有名なのだと思うのです…

フォロン

ここのところ、イラストっぽい絵ですが、実物を見るとインパクト大きい画家を紹介してきました。 今日紹介するフォロンは、実物は写真なんかとそんなに変わらず、特にインパクトはないのですが・・・なんとなく不思議な雰囲気が感じられる絵なので、結構好き…

ハイビスカス

ここのところ、画家について書いてきましたが、今日はちょっと休憩タイムです。 我が家のハイビスカスの花が咲きました。 四季をそれぞれを楽しむという考えなので、別に梅雨の季節は嫌いではないですけど・・・ なんとなく、梅雨明けを待ちわびているような…

斎藤真一(続き)

昨日は、斎藤真一の瞽女の絵について書きました。 で、斎藤真一の本を引っ張り出してきて見たら、結構面白かったので、今日も引き続き書きます。 斎藤真一の本は、絵も素晴らしいのですが、文章も素晴らしいです。 瞽女などの対象を詳しく調べているのは、対…

斎藤真一

昨日は、アメリカの有名なイラストレーターのパリッシュについて書きました。 写真では判らなかったのですが、パリッシュの原画はインパクトがあります。 イラストのような絵でインパクトが感じられたといえば、斎藤真一の絵があります。 もっとも、斎藤真一…

パリッシュ

昨日は、刷り師シャルル・ソルリエの息子のピエール・ソルリエの絵を紹介しました。 ピエール・ソルリエの絵は、写真で見るとイラストっぽい軽い感じに思えるのですが、実物を視るとインパクトがあります。 そういえば、マックスフィールド・パリッシュの展…

ソルリエ

昨日は、川瀬巴水の版画を紹介しました。 そのなかで、初刷りとかにこだわっていない、と書いたのですけど・・・ 刷りのバージョンによる違いもあることは確かです。 特に木版画の場合、刷りを重ねると版木が磨り減ることもあります。 でも、初期のバージョ…