カラマズー製の白バインディング・トリオ

昨日は、ギター・コレクションについて書きました。
そして、私の場合は、楽器屋でギターに呼ばれているような気がする、という事も書きました。

その結果、私の所有するギターは千差万別といった感じになっています。
珍しい物があれば、ありふれた物もあります。
新品同様の物もあれば、ボロボロの物もあります。
高価なものもあれば、安価な物もあります。
ギターの種類も様々です。

普通にギター・コレクターの方のコレクションで思い浮かべるものとは違って、こだわりが無いのが特徴ともいえます。
でも、本人が意識してた訳ではなく、後で気が付いたら、似たようなジャンルの物が集まっていたなんて事もあります。

昨日も書きましたが、ギブソンンが誕生したカラマズー工場の末期の物も、何故か集まってきています。
今日紹介するのは、カラマズー工場の末期に作られた、ホワイト・フィニッシュでネック・バインディングの変形ギター3本です。

最初に買ったのは、1981年製のエクスプローラーです。
これは、購入した後に、通常はエクスプローラに無いはずのネック・バインディングがあることに気付きました。

次の1982年製のフライングVは、購入時にネック・バインディングがあるのに気付いていましたが・・・購入後に、エボニー指板とかボリュートが無い等、通常に無い仕様だということに気づきました。

そして、同じく1982年製のファイヤーバードです。
この年代では、ファイヤーバードVは珍しいなぁ、と思っていたのですが・・・
後で考えてみれば、この年代製作されていたファイヤーバードは建国200年モデルの流れを受けていたので、ネックにバインディングが無いのが通常仕様でした。
ちなみに、このファイヤーバードはギター・トレーダーによりオーダーされた物らしいです。

カスタム・オーダー物に限らず、昔からギブソンでは、たまにイレギュラーな仕様の物があります。
イレギュラーな物には、職人が一品物という感じで作ったのか、魂が宿っているような物が多いように思えます。
もちろん、ショー等のために作られたもので、見た目だけの残念な物もあります。
・・・で、何故か、カラマズー末期の物にはイレギュラーな仕様の物が多く、魂が宿っているようなギターが多いように思えます。

イメージ 1


イメージ 3
1982年製 ギブソン・ファイヤーバードV