白いギブソン

昨日は、ギブソンの経営が悪化して、倒産の可能性もあるという事を書きました。
中国企業なんかに買収されて、質の悪い廉価版のメーカーに成り下がるようなことは無いように願っています。

そういえば、先日、別に意識している訳ではないのに、何故かブラック・フィニッシュのベースが集まってくるという話を書きましたが・・・ギブソンの変形ギターでも、何故かホワイト・フィニッシュの物が集まりました。
もちろん、カラー・フィニッシュの中では、ブラック・フィニッシュやホワイト・フィニッシュは作られる率が高いのですが・・・それでも、特に、ホワイト・フィニッシュを集めようと思っていないのに、揃うというのはかなり珍しいと思います。
なんとなく、類は友を呼ぶといった感じで、ギターがギターを呼んでいるような感じもします。

ちなみ、購入した動機は、もちろん音が良い事・・・あと、ちょっと珍しい仕様という事も心を動かされた要因だったような・・・たぶん、普通と異なった仕様は、特別に作られているので、音が良くなる可能性が高いのです。

まず、1981年製のエクスプローラーと1982年製のフライングV・・・当時のレギュラー品とほぼ同じですが、そもそもレギュラー品自体の生産本数が少ない上に、2本とも指板にバインディングを施してあるのが珍しいです。
そういえば両者ともカラマズー工場製です。


そして、これまでも何回か紹介した、1982年製ファイヤーバードV ギター・トレーダー社のオーダーで15本だけ作られた復刻版です。
これも、カラマズー製ですね・・・そういえば、この当時に作られていた建国200年の流れを引くファイヤーバードは、指板にバインディングが無ありませんでしたが・・・もちろん、これは復刻版なので施してあります。

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ギブソン ファイヤーバードV ギタートレーダー 1982年製

そして、1986年製のサンダーバードⅡ・・・カスタムショップ製で35本作られたらしいが・・・オマケに、フレットレス仕様です。

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ちなみに、変形モデル以外のギブソンの所有機だとホワイト・フィニッシュは、1974年製のレスポール・カスタムの1本だけ・・・もちろん、多くのミュージシャンが使っている名器なので、最初からホワイトが欲しくて購入したものです。

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ギブソン レスポール・カスタム 20th Anniversary 1974年製