凝りもせずに、また1980年代初期のレスポール・モデルを購入してしまいました。
3連休で暇があったせいか、昨夜ネットであちこち見ているうちに、何故か、以前行ったことがあるお茶の水の楽器屋の事が頭に浮かびました。
で、ググってその楽器屋のホームページを見てみると、新着楽器の欄に1982年頃のレスポール・ヴィンテージを売っているのを見つけてしまいました。
最近は、この年代のレスポールの価格も高騰しているのですが・・・これは、改造やりフィニッシュがあるため格安でした。
もっとも、改造と言うのが、ペグやピックアップの交換にとどまらず、ボディのバックにコンター加工を施すというものなので、コレクションとしての価値はほとんど無いものだったのですけど。
でも、1982年製というと、、貴重なカラマズー製の可能性もあるので、ひょっとしてと思って、ネットに掲載されていた写真をよく見たのですが、今ひとつはっきりしません。
それで、今朝、御茶ノ水まで行ってギターを見せてもらいました。
生憎、ナッシュビル製でした。
でも、ちょっと珍しいモデルだったのです。
カスタムショップ・エディッションのマーク入りで、Nプラス4桁の数字のシリアルナンバーを持っていて、1982年当時は、”ヴィンテージ”という名前で売られたものでした。
以前も書きましたが、この”ヴィンテージ”という名前で売られたものは、現在では”58ヴィンテージ”と呼ばれるようになっていて、このナッシュビルのカスタムショップ製以外に、私が所有するカラマズー製のヘッド裏にシリアルナンバー無しの物やレオズ・ヴィンテージもありました。
で、改造も多いので迷ったのですけど、資料的価値もあるし、値引きもしてくれたので、ボーナス払いで購入してしまいました。
突然、楽器屋のホームページが見たくなったのも、何かの縁かも・・・と、自分に言い訳しています。
なお、伝説のレスポール本「Burst Gang」(1G発行)の中では、このモデルはノーマンズ・レア・ギターズのオーダーと紹介されていますが・・・ノーマンズ・レア・ギターズの物はNRGというシリアル・ナンバーなので、間違っているような気がします。
大胆なコンター加工改造がされています。
「Burst Gang」 1G発行
今や伝説なったレスポール本
作者の思い入れが強いせいか記述間違いも多いのですが、資料的価値は高いです。