昨年末にmartinの1999年製(再生産初年度)のOM-42を入手した事を書きました。
SOM-28やSOM-45でOMモデルが気に入っていたので、普段使い用に購入したのですけど・・・当時OMサイズのレギュラー・ラインのトップモデルだったくせに作りもサウンドも今一つでした。
その後、OMモデルではショーンバーグOM-45deluxe(サウンド抜群)も入手したのですが、 当然ながらこちらも普段使いに弾くには気が引けます。
というわけで、普段使い用に弾けるOM-42よりサウンドの良いOMモデルを探していたのですが・・・ネットオークションで気になるギターを見つけたので、入手しました。
そのギターは2011年製のmartin Custom Artist Edition OMM John Renbournで・・・1999年製OM-42と同じぐらいの金額でした。
そう、あのペンタングルのメンバーでアコギの名手だった故ジョン・レンボーンのシグネーチャー・モデルです。
ちなみに、マーチンのOMMというとマホガニー製サイド&バックのモデルがありますが・・・こちらは、マダガスカル・ローズウッド製サイド&バックです(どちらの材も頭文字がMなので紛らわしい)。
特に気になったのは、その見た目・・・古いマーチンのようなスロテッド・ヘッドでピラミッド・ブリッジです。
ヘッドにマーチン・ロゴがなく一角獣のインレイ・・・マーチン・ロゴはヘッド裏に刻印されていて、これも古いマーチンと同じ。
ちなみにポジションマークは五芒星(ペンタングル)・・・もちろん、ラベルにはジョン・レンボーンの直筆サイン入りです(2015年に亡くなっているので、今となっては直筆も貴重)。
なお、トップ材はアルパイン・スプルース製で・・・サウンドも結構良いが、ジョン・レンボーンらしく、どちらかというとフィンガー・ピッキング向け・・・ピック弾きでもOM-42よりはサウンドが良いけどピックガードが無いし、SOM-28やSOM-45ほどではないといった感じで、普段使いにぴったりな感じです。
もっとも、限定販売だったようなので、ガンガン弾くにはもったいない気もします。