マーチンOM-42

ニュースで、書道をユネスコ無形文化遺産に提案すると言っているのを聞いて、やめておけば良いのに・・・と思ってしまいました。

やはり、中国の日本産水産物の輸入規制なんかの関係でしょうか?

もちろん、書道関係者の要望もあるのだろうけど・・・ちなみに、「中国書法」は2009年に無形文化遺産に登録されています。

中国発祥の物で、画期的に日本で進化したという訳でもなさそうなので・・・今更、似ているものを登録するべきなのでしょうか?

 

さて、以前1969年にSOM-28として復活したマーチンOM-28と、1977年にSOM-45として復活したOM-45について書きました。

個人的に000サイズよりOMサイズの方が好みで、SOM-28もSOM-45も気に入っています。

でも、SOM-28は6本しか製造されていないし、SOM-45も56本しか製造されていない貴重品です。

 

そんなこともあり・・・マーチンのスタンダードOMモデルラインナップのトップOM-42(1999年製)が売られているのをネットで見つけて、普段弾き用に購入しました。

ちなみに、1999年はOM-42が復活した年で、それ以前はオリジナルが1930年に2本だけ製造されています。

(OM-42の再生産開始1999年の製造本数は121本なので、こちらも、ある意味貴重とも言えますが・・・)

 

で、届いたOM-42を弾いてみたら・・・こんなものか、という印象です。

確かに40系の鈴なり感はあるのですけど・・・SOM-28やSOM-45と比べると音の輪郭がはっきりせず、音も小さいです。

さらに、OM-42は豪華仕様なのですが・・・着色されたトップやラミネートアバロン等、微妙にチープな感じ・・・

 

他のメーカーと違って、マーチンは品質管理が行き届いていると思っていましたが・・・やはり、良質の木材の入手問題もあり品質の低下があるようです。

特に、アンプラグド・ブーム以降の製造本数増大も影響しているのかもしれません。

 

マーチン OM-42 1999年製

 

マーチン SOM-45 1977年製 SOM-28 1969年製