「奈良大和四寺のみほとけ」展

今朝、起きたら、霧雨が降ったり止んだりしていて・・・天気が今一つな感じだったので、展覧会でも観に行こうとという気になりました。
そこで、東京国立博物館で開催されている「奈良大和四寺のみほとけ」展を観に行く事にしました。

上野の駅を降りたら・・・やはり、霧雨が降っていて、そんな中、国立西洋美術館の「松方コレクション展」や東京都美術館の「クリムト展」は、結構、人が並んでいました。
ちなみに、両方の展覧会とも既に観てしまったので・・・今日は、のんびりと東京国立博物館へ向かいました。
ところで、霧雨だと、日本人は傘をさしているのに、何故、ほとんどの外国人は傘をささないのか?文化の違いでしょうか?

今回の「奈良大和四寺のみほとけ」展は、特別展という訳ではないので、本館の一室で展示してあるため、通常の「総合文化展」の入場券で観る事ができます。
ちなみに、私は、大学の通信教育を受講しているので、キャンパスメンバーズという制度により、チケット窓口で学生証を見せると無料で入れました。

本館に入るとすぐ右手の一室に展示してあるのですが・・・さすがに展示数は少なく15点だけ・・・でも、各寺からえりすぐった像のため、かなり素晴らしい仏像が揃っていました。
特に、岡寺を開いた義淵僧正の坐像が、その人の性格までリアルに感じられて素晴らしかったです。
ちなみに、奈良大和四寺とは、岡寺、室生寺長谷寺、安倍文珠院の事らしいですが・・・安倍文珠院からは「文殊菩薩像像内納入品」だけでした。

なお、東京国立博物館では、国立西洋美術館で開催されている「松方コレクション展」に関連して、「松方コレクション」の浮世絵も展示しています。
4期に分けて展示しているそうで、今期の目玉は北斎の傑作「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」なのですが・・・ちょっと色が褪せた感じで、今ひとつな感じがしました。
もっとも、こちらも無料で観られたので、大満足でした。


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「奈良大和四寺のみほとけ」展 ちらし、図録、チケット
チケットは総合文化展のもので、キャンパスメンバーズーズ学生と印字されています。