本当に、
トランプ大統領が急に思いついてツイートし、
金正恩委員長が会談を承諾したのか?それとも演出で、本当は事前から計画されていたのか?微妙なところですね。
ニュースの解説者によると、
アメリカで
民主党の大統領候補の話題が盛り上がっているから、
金正恩委員長と取引できるのは自分だけだとアピールしたかったようです。
個人的には、直前に中国の
習近平国家主席と
金正恩委員長の会談があった事から・・・
北朝鮮問題での中国の影響力が増す事を懸念したのではないか?とも思っています。
つまり、
G20では、米中経済摩擦が雪解けっぽく見えていたけど・・・米中の対立は、まだまだ続けるつもりなのでしょう。
だから、
北朝鮮問題で中国に弱みを握られて、経済摩擦で不利な立場になる事を避けるために、急遽
米朝首脳会談をしたのだと思います。
まだまだ続くといえば・・・
米朝の対立もまだまだ続くと思います。
一応、今回の会談結果で、今後も
米朝協議を続けると言っていましたが・・・
経済制裁もこのまま続けるとも話していました。
おそらく、
トランプ大統領は、
金正恩委員長に期待を持たせたまま、中国への接近やミサイルの発射を控えさせて、現在の状態を続けるつもりです。
もちろん、
金正恩委員長としても、
核兵器を手放すつもりは無いので・・・今までの
北朝鮮のやり方と同様に、空手形の約束を乱発して時間稼ぎをするつもりでしょう。
しかし、国民に向かって核開発から経済成長に舵を切ったと宣言した以上、このまま
経済制裁が続いて国民生活が困窮するようになったら・・・
北朝鮮内で指導者としての素質に対して疑問を持つものが増え、、
金正恩委員長の立場が弱くなる事が予想されます。