エリック・ジョンソン・ストラトキャスター

お金が無いと言いつつも、またギターを衝動買いしてしまいました
例によって、ネット・オークションで安く出品されていたので、思わず落札してしまったのです。

入手したのは、2008年製のフェンダーエリック・ジョンソンストラトキャスターです。
エリック・ジョンソンのシグネーチャー・モデルは、最初に発表されたワンピース・メイプル・ネックのモデルや最近発表されたシンラインのストラトキャスターなんていうモデルもありますが・・・これは、ラウンド貼りローズウッドのモデルです。

ラウンド貼りローズウッドのネックと言いつつも、バインディングが施されているのがミソで・・・ヴィンテージのストラトでは僅かに製造されたタイプです。
そういえば、ライ・クーダーが愛用していた水色のストラトが、ラージ・ヘッドですがバインディングが施されたネックでしたね。

実は、以前、楽器屋で、このタイプのエリック・ジョンソンストラトキャスターを見つけて、オオッ!バインディング付きだと思い、試しに弾いてみたら、結構、生鳴りが良かった記憶がありました。
実は、エリック・ジョンソンの拘りで、ネックはクォーターソンのメイプルを使用し、ボディも2ピースのアルダー材を使っているそうです。
ご存知のように、アルダーは小さめな木なので、オールドのストラトでも、3ピースや4ピースなんていうのはザラにあります。

他にも、ペグ・ポストの長さを変えて、ストリング・ガイドを廃したり、トレモロブロックとベースプレートが接する部分の塗装をせずに振動の伝達を良くしたり、なんていう工夫が見られます。
もっとも、そのような拘りの結果、市販価格が高くなってしまったようで・・・当時は、購入は見合わせていました。

ところが、中古で安くオークションに出ていて・・・さらに、珍しいダコタ・レッド・フィニッシュだったので、思わず落札してしまったのです。
届いたギターを弾いてみたら、やはり生鳴りが凄く、良い木材が使われているのが実感でき・・・もっと年月が経ったら、どうなるか?楽しみです。

ちなみに、ヘッドにサインが書かれている訳でなく、ネック・プレートにキャラクターが刻まれているだけなので、厳密にいえばシグネーチャー・モデルではありません。