白いストラト

私の所有しているギターには意外と白い物が多いという事で、前回はギブソンの白いギターを紹介しました。

今回はフェンダーのギターを見てみようと思ったのですが・・・どちらかというと保守的なギブソンよりは様々な色のフィニッシュが施されている事が多いですね。

で、ホワイト・フィニッシュも多いので、今回はストラトキャスターに絞って紹介します。

 

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フェンダー ストラトキャスター 1964年製

以前も紹介しましたが、スモールヘッドの貼りメイプルです。

クラッキングがビッシリ入っていますが、ネック・ポケットの塗装状態などからおそらくかなり昔にリフィニッシュされたものだと思います。

 

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フェンダー ストラトキャスター 1969年製

こちらはオリジナル・フィニッシュですが、ブラック・フィニッシュの上にホワイト・フィニッシュが施された、いわゆるマルチレイヤ―です。

この時期、ホワイトのマルチレイヤ―が多いのは、ジミヘンの影響でホワイトの人気が高かったせいだと思います。

 

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フェンダー ストラトキャスター 1982年製

単なるストラトキャスターという名称では最後のモデルで、スモールヘッド&4点止めが復活したいわゆるスミス・ストラトです。

1983年からはトレモロ方式がチープになり、2コントロールでピックガードにジャック位置が変わった、低価格のスタンダード・ストラトキャスターになります。

 

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フェンダー ストラトキャスター 1982年製

こちらもスミス・ストラトですが、ホワイト・ピックガードのバージョンです。

同年に登場したヴィンテージ・ストラトの影響で、ボディ・コンター形状等も見直されていますが、その一方アッシュ・ボディやパワーのあるピックアップなど70年代ストラトの良さも残っていて隠れた名機です。

 

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フェンダー ヴィンテージ・ストラトキャスター 1991年製

1982年製のヴィンテージ・テレキャスターの出来が良かったので購入したヴィンテージ・ストラト1957年モデルです。

でも、この時期になると製造量の増加で品質が低下したみたいで、今ひとつです。

 

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フェンダー カスタムショップ 1962ストラトキャスター 1991年製

初期カスタムショップ製のブロンドフィニッシュです。

アッシュ・ボディとスラブボード指板の組み合わせに興味があったので購入しました。

今から見ると、オールドの再現度は今一つですが、良い木材を使っているようで音は良いです。