ザ・ローリング・ストーンズ展

今日、午前中は天気が良く、青空に入道雲みたいな雲もあり夏みたい、なんて思っていたら、午後は突然の雷雨でした。
朝から庭木の手入れをしていて、昼食後も続きを行おうとしたら、雷の音がしてきたので、慌てて干していた洗濯物や布団を取り込みました。

そこで、仕方なく、今日も展覧会へ行く事にしました。
といっても、美術館ではなく、TOC五反田メッセで開催されている「ザ・ローリング・ストーンズ展」です。

ローリング・ストーンズは好きなバンドで来日する度コンサートに行っているため、この展覧会は前から気になっていたのですけど・・・彼らの演奏は好きなのですが、展示内容が衣装や愛用品などコアなファン向けみたいだし、入場料も3,500円とちょっと割高なので、他の展覧会より後回しにしていたのです。

もっとも、私の好きなヴィンテージ・ギターが多数展示してあるようだし・・・最近のヴィンテージ・ギターの価格高騰の影響で、楽器屋さんでお目にする機会も減っているので、興味があったのです。

この展覧会、人気のため会期を延長したというので、混んでいるのかと思ったら、ガラ空きでした。
それで、15時過ぎに行ったのに、毎日、先着1,000名に配られるというステッカーが貰えてしまいました。
ひょっとしたら、雷雨の後というタイミングだったから、空いていたのかもしれません。

結成当時、メンバーが共同生活したアパートの部屋の再現とか、1960年代のレコーディング・スタジオの再現など興味深い展示もありました。

美術的な面では、アルバム・ジャケットやポスター等のデザインも、時代性が感じられて面白かったです。
やはり、スティッキー・フィンガーズのジャケットやミック・ジャガーの肖像などアンディ・ウォーホールが一歩抜きんでている感じがしました。

肝心のギターですが・・・メンバーの楽器を展示してあるコーナーだけでなく、スタジオ・セットとかバック・ステージ、さらに衣装のコーナーにも、ちょこちょこ飾られていて、かなりの本数があって満足しました。
ゼマティスのような貴重な楽器もあり、もちろんメンバーが実際に使った物というだけで価値がありますね。
そういえば、ブライアン・ジョーンズの楽器なんて、よく残っていたなと思ってしまいました。

気になったのが、ミック・ジャガー愛用のギブソンハミングバード・・・1963年製と表示してありましたが・・・ボトム・ベリーブリッジ、ねじ止めピックガード、ヘッドのアングルなどから1969年製ぐらいの物でした。
映像などでは、確かに1963年製と思われるハミングバードを愛用していたのに・・・なんで違う物が展示してあるのか?・・・ちょっぴり残念です。

というわけで、コアなファンでも、そこそこ楽しめるようになっていますが・・・入場料が3,500円だし、折角なので記念に図録を買ったら5,000円・・・ちょっと高いです。
既にメンバーは十分にお金持ちなのに、未だ儲けるつもりなのか?なんて思ってしまいました。

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ザ・ローリング・ストーンズ展」 図録、チケット、ステッカー