クリムト展とウィーン・モダン展

昨日は、横浜美術館で開催されている「Meet the Collection ―アートと人と、美術館」を観に行った事を書きました。
庭木の手入れをしていたら雨が降ってきたので・・・急遽、空いていそうな展覧会をネットで探した結果でしたが・・・展示数も多く、素晴らしいものが多くて良かったです。

今日は天気が良かったですけど・・・なんか、朝起きた時から、庭木の手入れをする気にならず・・・昨日、混んでいそうなので諦めた東京都美術館で開催されている「クリムト展」を観に行く事にしました。

混雑が予想されたので、上野駅でチケットを買おうと思ったのですけど、そこも既に長蛇の列・・・諦めて、直接美術館へ行く事にしました。
やはり、美術館も混んでいて並んだのですけど・・・先日、観た「シド・ミード展」ほどの行列ではありません・・・おまけに、チケット売り場はかなり空いて、すぐに買えました。
おそらく、駅のチケット売り場は、「東寺展」など他の展覧会のチケットを買う人が多かったのでしょう。

で、肝心の展覧会ですが・・・まあ、期待以上でも以下でもないといった感じでした。
初期の作品は、一緒に展示してあった同時代の画家と大して変わらない感じで、今ひとつでした。
珍しい、風景画は、クリムトらしい装飾的で面白かったです。
意外と良かったのが、ベルヴェデーレ宮にある「ベートーヴェン・フリーズ」という壁画の配置まで再現した原寸大複製でした。

覚悟していたほど、時間がかからなかったし・・・ちょっと物足りない感じだったので・・・ついでに、クリムトの作品を扱っている国立新美術館の「ウィーン・モダン」展を観に行きました。
こちらは、そこそこ空いていて、チケット購入には少し並びましたが、入場の待ち時間は0分でした。

展覧会のタイトル通り、ウィーンという都市を主題にした展覧会で、都市計画や建物建築から、シューベルト等の音楽家、さらに当時の生活の服装、家具、食器なども展示されていました。
そういえば、クリムトの服(スモック)も展示してありました。
ちなみに、有名なエゴン・シーレの自画像が意外と小さいのビックリでした。

そんな訳で、展示数は多く、見ごたえがありましたけど・・・絵画を観に行ったら、期待外れ・・・個人的には、昨日の横浜美術館の方が良かったです。

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クリムト展」 チラシ、チケット、作品リスト

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「ウィーン・モダン」展 チラシ、チケット、作品リスト