横浜美術館

今朝も、庭木の手入れを始めたら、雨が降りだしてきました。
最初はポツポツという感じだったので、そのまま剪定をしていたら、本降りになったので諦めて屋内に入りました。

そんな訳で、また展覧会でも観に行こうと思ったのですが・・・出遅れた事もあり、きっと「クリムト展」のような有名なものは混雑が予想されます。
で、ネットで空いていそうな展覧会を検索したところ・・・横浜美術館で収蔵品を公開する「横浜美術館開館30周年記念 Meet the Collection ―アートと人と、美術館」というのを開催している事を知りました。
どうやら、私の好きなシュールレアリスムの作品が沢山ありそうなので観に行く事にしました。

先日、空いていそうだと思って行った「シド・ミード」展は滅茶苦茶混雑していたのですけど・・・今回の横浜美術館はガラ空き状態でホットしました。
もちろん、待ち行列0分で、ゆっくり心行くまで見れました。
さらに、展示品数が結構多いうえに素晴らしい作品が多かったので、とても良かったです。

展示は、「LIFE:生命のいとなみ」と「WORLD:世界のかたち」の2部構成となっており・・・鏑木清方等の日本画セザンヌのような洋画から最近のアーティストの作品まで、絵画以外にも陶器や彫刻、写真など盛りだくさんです。
陶器とかって、そんなに興味が無かったのですけど・・・宮川香山の猫や鳥などの立体的な装飾を施した壺は素晴らしかったです。
写真も、「あのとき、ここで」という事で、ロバート・キャパなどによる有名なものから、色々な事件や時代のものがあり、楽しめました。

肝心のシュールレアリスム関連では、ダリ、キリコ、デルヴォータンギーマグリットなど・・・キリコやダリは彫刻もありました。
そして、大好きなエルンストの作品も結構展示してあり、なかでも「少女が見た湖の夢」という作品は良かったです。

ちなみに、美術館に着くころには雨があがっていて、出るころには青空になっていました。
庭木の手入れは、一向にはかどらないないですが・・・雨が降ったおかげで、素晴らしい作品たちを見る事ができて良かったです。

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「Meet the Collection ―アートと人と、美術館」 チラシ、チケット、作品リスト
2部構成なので、作品リストも2つあります