昨日は、NHKスペシャルで放送された、モネの「睡蓮」の修復作業について書きました。
AIを使って、失われた部分を再現したのは凄いですが・・・作品の持つ感動のような面が再現できていない事が残念に思えました。
今日も絵画についてのテレビ番組の話です。
実は、10年以上前になりますが・・・未だ元気だった母と一緒に、諸橋近代美術館を訪れて、「テトゥアンの大会戦」を観た事があり、懐かしく思い出しました。
もっとも、その時は諸橋近代美術館を目的に福島まで行ったわけではありません。
というか、諸橋近代美術館の存在自体を知りませんでした。
番組で、ダリの考案した料理を、シシド・カフカさんが食するシーンがありましたが・・・・あの食堂があるが、そのホテルでした。
諸橋近代美術館の外観について、お城みたいとシシド・カフカさんがおっしゃっていましたが・・・初めて見たとき、広い敷地に池があり、その畔に建つ洋館はちょっとした驚きでした。
そして、美術館に入ったら、ダリのコレクションが、ずらりと並んでいたので、さらにビックリ・・・絵画だけでなく、彫像も、かなりありました。
で、肝心の、「テトゥアンの大会戦」ですが・・・確か、入って正面の壁に展示されていた大作だったので・・・目につきましたが・・・そんなに感動した記憶はありません。
なんか、他に展示されているダリの作品と比べて、そんなに変わった印象をうけず・・・単に、奇妙なイメージという印象で・・・番組で解説されていたように、ダリの妻ガラに対する想いが込められているなんて判りませんでした。
ちなみに、上記の様に美術館の建物や敷地の印象も素晴らしいですが・・・隣のホテルも、凄く良かったので・・・もし番組を視て美術館を訪れよう思った方がいらっしゃたら、隣のホテルに宿泊して周辺を観光する事がお勧めです。