封筒詐欺

日曜日に放送された、テレ朝の「ビートたけしのTVタックル」は、今週も国民が怒っているニュースを取り上げていました。
この番組、過去に色々なパターンがありましたが・・・最近は、国民が怒っているニュースというパターンが続いています。

このパターン、いくつかの問題について、議論するのですが・・・時間の関係から、かつてのように、一つの問題について、深く掘り下げないところが、ちょっと寂しいですね。
というか、番組制作側が各方面からのクレームを恐れて、このパターンを採用しているのではないか?なんて、疑ってしまいます。

今回も、老後資金2,000万円問題、イージス・アシュア計画の問題、エボラ・ウィルス輸入の問題などがありましたが・・・個人的に、面白かったのが、令和になって進化した詐欺の問題です。
ゲストの岩下尚史さんが、私も騙されそうと話していましたが・・・なんと、岩下尚史さんのお歳が58歳だそうで・・てっきり、私よりも年上だと思っていたのに、年下だと知ってビックリしました。
レギュラーの東国原英夫さんも、60代後半だと思っていたと言っていました。
ちなみに、その日の朝に視た、NHK日曜美術館」にも、岩下尚史さんが出演していて、写楽について詳しく語っていたのですが・・・いつも、和服姿で、昔の事を良く知っているという特徴が、年上だと勘違いした要因かもしれませんね。

で、肝心の詐欺の例として、紹介されていたのが・・・裁判所からの封筒を装った詐欺と覚せい剤を装った白い粉詐欺でした。
特に、地方裁判所民事訴訟部という送付元が書かれた封筒が送られてくる詐欺について・・・こんなのが届いたら、知らない人だと騙されてしまいそうだ、と思ってしまいました。

ちなみに、詐欺だと見抜くポイントは、通常の82円切手が貼られている点、郵便受けに投函されている点、どこの裁判所だと書かれていない点の3つだそうです。
裁判所からの通知は、特別送達なので、1,000円近い切手が貼られており、郵便局職員が手渡しするため、不在の場合は、不在連絡票を入れて持ち帰るそうです。
また、東京地方裁判所のような、管轄の地方裁判所名や正式な部署が書かれていないそうです。

もっとも、出演者が指摘していましたが・・・見抜くポイントをテレビで放送すると、騙す方も、それを視て、修正してくるので・・・いたちごっこになってしまうため・・・見抜くポイントも絶対ではないとか。
とりあえず、怪しいと思ったら、市役所の窓口など、詳しそうな人に相談する方が良いらしいです。