渋沢栄一と桜

昨日は、小雨の中、通勤途中に足を伸ばして見に行った千鳥ヶ淵の散り際の桜について書きました。
ついでに、今年、撮影した飛鳥山など桜の画像も載せてみました。

今朝、テレビを点けてみたら、ニュースで2024年に紙幣が新しくなるという事をやっていました。
で、1万円札の肖像が渋沢栄一になるそうです。
なんか、経済に力を入れようとする政府の思惑が感じられるチョイスと思ってしまいました。

そういえば、そのニュース番組では、元号が変わるのに便乗した詐欺が横行しているため、高齢者の方は新札発行に便乗した詐欺にも注意するように言っていました。
それを聞いて、高齢者が貯め込んでいると言われているタンス預金を払い出させようとする、政府の思惑が新札発行の本来の狙いなのではないか?と、考えてしまいました。

もちろん、新札発行後も現在のお札は使えますが・・・やはり、数年もしたら旧札を使うとなると、ちょっと気がひけてしまうと思うので・・・早くタンス預金の旧札を使う様になる事を狙っているのではないでしょうか?
偽造を防ぐためとか言っていますが・・・キャッシュレスを進めている今、わざわざ政府が新札発行を行う理由は、そんなところにあるのかもしれません。

ところで、渋沢栄一といえば、昨日、桜の写真を載せた飛鳥山の一角に旧宅があったそうで、現在も旧宅の一部であった「晩香廬」と「青淵文庫」二つの国指定重要文化財と渋沢資料館が建っています。
今年は、桜が目当てだったので前を通り過ぎただけでしたが・・・10年ぐらい前に見学してなかなか面白かった記憶があります。

余談ですが・・・お札を刷る「国立印刷局」や「お札と切手の博物館」も近くにありますが・・・関係があるのでしょうか?

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青淵文庫と桜

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こちらも青淵文庫
書庫と接客用として使われた建物です

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庭からみた青淵文庫

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庭からみた晩香廬

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晩香廬
バンガローなので「ばんこうろ」という名前になったそうです

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渋沢資料館 平成になって建てられたもの