JP20

また、ギターを買ってしまいました。
例によって、ネット・オークションを見ていたら、アイバニーズのJP20が、ピックガード―ド欠品のため格安で出品されていたので、落札してしまったのです。

ご存知のように、JP20はジョー・パスのシグネイチャー・モデルです。
もっとも、私はジョー・パスのファンという訳ではないので、それほど、このモデルに興味があった訳ではありません。

しかし、アイバニーズのフルアコといえば、私の好きなパット・メセニージョージ・ベンソンのシグネイチャー・モデルがあり、結構、気に入っていたのです。
で、ちょっと興味があって写真を見てみたら・・・なんとなく、アイバニーズがPM100を販売する以前に、パットメセニーが弾いていたシングルカッタウェイのプロトタイプに似ていたのです。
ひょっとしたら、パット・メセニーのシグネイチャー・モデルは、このJP20をベースに開発されたのかもしれません。
ちなみに、現在、パット・メセニーのシグネイチャー・モデルはシングル・カッタウェイのPM200がありますが・・・ピックアップと指板の間が離れていません。

あれこれ調べて見たら、このJP20というモデルは、既に生産完了となっているよう・・・それほど人気があった訳でもないみたいで、生産本数もそんなには多くないみたいです。
オマケに、出品されていたギターは1980年製で、どうも販売初年度の製品のようです。
実は、販売初年度のモデルは、職人が力を入れて製作している事が多いので、当たりが多いのです。
もちろん、1980年だと、まだ良い木材が使われている可能性も高いですね。
というわけで、コレクター魂が触発されてしまったのです。

人気が無いみたいで、あっさり落札してしまい・・・届いたギターを弾いてみたら、ジョージ・ベンソンのGB10よりもボディが大きく、パット・メセニーのPM100みたいにダブル・カッタウェイでもないため・・・いかにもフルアコらしく音が豊かです。
ちょっと、ピックアップの位置が気になりますが、おそらくこれも音に影響しているのでしょう。
使い勝手で選ぶなら、GB10やPM100ですが、音で選ぶならJP20といった感じです。

イメージ 1
アイバニーズ JP20 1980年製