耐震偽装事件

ニュースを視ていたら、レオパレス21の賃貸アパート1324棟で施工不良が見つかったと報じていました。
なんでも、該当物件に入居する1万4443人のうち、天井NHKスペシャルでお耐火性が不足する641棟にすんでいる7782人は転居しなければならないみたいです。

そういえば、今は亡き姉は熊本にあるレオパレス21に住んでいた事があり・・・何度か、泊まりに行った記憶があります。
今回、発覚した物件は33都府県に及ぶという事で、熊本県も含まれているみたいで・・・ひょっとしたら、あのアパートも該当したのか?なんて思ってしまいました。
なんでも、問題の物件は1996~2001年に着工したというので、可能性はありますね。
熊本といえば、近年、地震が多いので、建物は大丈夫だったのでしょうか?

ところで、レオパレス21は作業現場の効率を上げるため施工不良を行ったという話で・・・かつて大問題になった耐震偽装問題を思い出してしまいました。

で、ちょっと姉歯建築士を調べてみたら・・・写真が載っていて・・・オッオと、実はカツラだったというので、ビックリした事を思い出しました。
ちなみに、あの事件は、最初は組織ぐるみを疑われましたが・・・結局、姉歯1級建築士の個人犯罪だったという事になったそうです。

さらに、姉歯建築士耐震偽装した物件は、震度5で倒れると言われていたのに・・・東日本大震災でもビクともしなかったという話も見つけました。
耐震基準を満たしていても被害が出た物件がある事を考えると・・・そもそも耐震基準って、本当に正しいのだろうか?なんて思ってしまいます。

今回のレオパレス21の施工不良なんかのように、似たような事件が起きると・・・建築基準を誤魔化す事に対する防止策も、耐震偽装事件の経験を活かしていないのでは?なんて、思ってしまいました。