SC-mini

昨日は、最近の若い人はお金の余裕が無い事もあり・・・ギター離れとかマイカー離れのように、ベビー・ブーマー達が60年代に創り上げた若者文化とは異なる、あまりお金のかからない文化を創り上げている事を書きました。
私のような、団塊の世代の後に続く世代は・・・老後の生活に楽観できないくせに・・・かつての若者文化の影響をどっぷり受けたため、お金のかかる文化から逃れるのが難しく思います。

実は、無駄遣いを控えねばならないと思っているくせに・・・先日マッチレスのSC-miniという小型アンプが、ネットオークションで安く出品していたので、思わず落札してしまいました。
このアンプは、世間で結構評判が良いので、以前から興味を持っていたのです。
そして、確かに良いアンプだったので、それほど問題は無いのですが・・・こんな生活を続けていて良いのか?と、思っています。

先日、ハイゲインのアンプについて書きましたけど・・・最近は、家でしか弾かないので、出力6WのSC-miniのような小型アンプは、とても重宝なのです。
で、鳴らしてみると・・・ライバル?のバッド・キャットのMini-Catは、ほとんど歪みませんが・・・それよりは歪んで、クランチ・サウンドが、とても気持ちが良いです。

もっとも、兄貴分の9W出力のマッチレスのリトル・モンスターほどは歪みません。
リトル・モンスターは、小型アンプといっても12インチ・スピーカーを搭載しているので、そこそこ筐体も大きいし・・・多分、モンスターと名前もあるので、歪むように味付けしているのかもしれません。

なんでも、SC-miniは、マッチレスのフラッグシップであるDC-30のチャンネル2のプリ・セクションをベースにしているそうで・・・レスポンスの早さや音の輪郭の良さは継承されているみたいです。
もし、家で、使うアンプを探している方だったら、試してみた方が良いと思います。

・・・とか言っているけど・・・やはり皆さん、将来を考えて、無駄遣いを控えているのでしょうか?
確かに、小型アンプとしては、新品価格は高価ですが・・・中古ばそこそこの価格・・・下手なヴィンテージ・アンプを買うよりはマシだと思います。
そんなわけで・・・私のような、かつての若者文化の影響から逃れられない方にお勧めです。

イメージ 1
マッチレス SC-mini

イメージ 2
マッチレス リトル・モンスター