ヤマハG10L

少し前になるが、ヤマハの古いギターアンプJX20を購入した事を書きました。
トランジスタの小型アンプなのですが、思いのほか音が良く、かつての日本製の性能の良さを再認識しました。

実は、ローランドのJCシリーズで一番小さいJC20というアンプを所有していて、小さいくせにJCの音がするので気に入っていました。
そんなとき、ネット・オークションでヤマハのF20という小型アンプが出品されているのを見つけて、ヤマハのFシリーズのお世話になった世代としては、興味を持ったのです。

ところが、良く調べてみると、F20というアンプは2,000年頃に、かつてのFシリーズをイメージして生産されたもので、音はまるっきり違うという事が判ったのです。
昔のFシリーズのアンプとなると、やはり人気があって高価だし、小型の物はない事が判りました。

そんなとき、ふと思い出したのが、当時の廉価版のJXというアンプ、位置づけとしてはJシリーズの後継機なのですが・・・ちょっとFシリーズに似た音がしていたような記憶があります。
で、ネットオークションで安く出品されていたJX20を落札したのです。
届いた物の音を出してみると、やはりFシリーズとはちょっと違った感じですが、かなり音が良く、スプリング・リバーブもいい感じでした。

その後、さらに小型のG10Lという出力10Wのアンプがある事を知り、こちらもFシリーズに似た音らしいという話です。
気になっていたところ、ネット・オークションで\3,000という価格で出品されたのを見つけて、思わず落札してしまいました。

届いた物を見ると、凄く小さくてオモチャみたい・・・はたして、まともな音が出るのか?という感じです。
ところが、音を出してみたら、凄く良いのです。
JX20よりも、Fシリーズにちかいかも・・・
それに、この小さい筐体なのに、しっかりスプリング・リバーブが搭載されていて、こちらもいい感じで・・・昔のクロスオーバー・ブームの曲とか弾くと、当時の雰囲気が蘇ってきます。
部屋でちょっと弾くには、お勧めのアンプです。
いや~、昔の日本製は凄いですね。

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