レイニー VC15-110

昨日は、ヤマハの小型ギター・アンプG10Lを紹介しました。
かなり小型なのに、本格的なサウンドがして、昔の日本製の良さを再認識しました。

現在は、家で弾くことがほとんどなので、小型で使い勝手の良いアンプに興味があります。
そんなとき、またまたネット・オークションで見つけたのが、レイニーのVC15というアンプです。

レイニーは、知名度は今一つですけど、マーシャルやVOXと並ぶイギリスを代表するアンプメーカーです。
なかでもVC30は、VOXのAC30と比較されるような名器で・・・このVC15は、その小型版にあたります。

ちなみに、現在のVOXはフェルナンデスの参加に入って、アジアで製造されていますが・・・レイニーは、依然としてイギリスで製造されています。
しかし、代理店の関係から安く輸入されているので、、比較的入手しやすく、ブランド名に拘らなければ狙い目といえるでしょう。

実は、レイニーのCrome O"Zonetという、短期間しか製造されなかった名器を所有していまして・・・その技術力の高さと音の素晴らしさは、以前から認識していました。

で、VC15に興味を持って、調べたところ、どうやら現在の輸入代理店になる前には、倍以上の価格で売られたいたそうですが・・・何故か、以前の代理店の時の物の方が評価が高いみたいです。
一説では、回路が変更になったという事ですが・・・はっきりしません。

とりあえず、出品されている物をみたら、古い代理店時代の物だったので、落札してしまいました。

届いたものを見ると、VOXのAC15TBと同じような感じかな?と、思っていたのですが・・・大きさは、かなりコンパクトです。
サウンドも、AC15はトレモロとか付いていて、古いアンプっぽい感じなのですが・・・VC15は、ドライブとドライブVOLの2つのコントロールで、現代的なディストーションを作れるようになっています。
あと3バンドEQとは別に、マスター・トーン・コントロールがあるのもユニークです。

Crome O"Zonetのように、高品質な感じではないですが・・・真空管(EL83×2、12AX7x3)サウンドが手軽に楽しめる、使い勝手の良いアンプです。

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レイニー VC15-110