ヤマハ T100

例によって、ネタが思い浮かばないので、ギター・アンプの紹介です。
確か、先日はGALLIEN KRUEGER 250MLとローランド JC-20というコンパクトなアンプを紹介しました。

今日は、ローランドと並ぶ日本のアンプ・メーカーの老舗であるヤマハのT100を紹介します。
もっとも、このアンプは日本製ではなくて、ヤマハアメリカとソルダーノが共同開発したアメリカ製です。

ソルダーノといえば、1980年代の終わりごろ、スティーブ・ルカサーやエリック・クラプトン等の使用で注目を浴びたアンプなのですが・・・製造台数が少なく、日本に入ってきたときはかなり高価で、とても手が出ない存在でした。

そんな時に、ヤマハとソルダーノが共同開発したアンプが発表されたのです。
結構、話題になったし、いいなぁ・・・と、思っていたのですが・・・ヤマハのアンプとしては、ちょと割高な感じがして、買うのを躊躇していました。

すると、部品は安いものを使っているけど、回路的にはソルダーノの名器SLO-100とそんなに変わらない、なんて話を聞いたのです。
これは、買わねば・・・と思ったのですが・・・いつのまにか、市場から姿を消していました。
何があったのか判りませんが、発売期間はかなり短かったと思います。
で、本当は50Wのコンボが欲しかったのですけど、とりあえず売れ残っていた100Wのヘッドを購入しました。

DESIGN BY M.J.SOLDANOと書かれていますが、どうも回路の設計をソルダーノがやって、それ以外はヤマハアメリカの手によるものではないでしょうか?
そして、日本製に比べると、ヤマハアメリカは技術的に今一つな感じがします。
このアンプの外観を見ても、個人製作のアンプの方が、よっぽどデザイン的にマシな気がします。

もっとも、サウンドはほとんどソルダーノで、最近のJetCityなんかよりも本家に似ていると思います。

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ヤマハ T100 1990年代中頃