ハイゲインなサウンド

昨日は、久しぶりに「いとしのレイラ」を聴いたら、ギター・サウンドが良いので驚いた事を書きました。
未だ若かったエリック・クラプトンが、このようなアーシ―で心地良いサウンドを創り出していたなんて驚きです。

もっとも、ロックはよりヘヴィなサウンドを求めて、フェンダーよりもマーシャルやメサ・ブギーなんかが主流になっていきました。
そして、エリック・クラプトンも、マーシャルに戻ったり、1990年代にはソルダーノを使ったりするようになります。

ソルダーノといえば、当時は、一流ギタリストがこぞって使っていて、日本にも少数しか入荷せず、とても高価だったので、憧れのアンプでした。
というか、今でも、その名機SLO100は高価で取引されていて、ちょっと手が出ないと思っていたところ・・・少し前に、SLO100の歪みチャンネルのみ搭載した廉価版のアヴェンジャーというアンプが、ネット・オークションで安く出品されていたので、思わず落札してしまいました。

で、届いたアンプの音を出してみたら、これがSLO100の歪みチャンネルなの?と思う程、爆音で驚きました。
なんか、1990年代にハイゲイン・アンプの代名詞だった、ピーヴィーの5150とか、メサ・ブギーのデュアル・レクチファイヤーなんかに匹敵するサウンドなのです。
ソルダーノって、エリック・クラプトンが使っていたせいか、もう少し大人しいサウンドってイメージがあったので、ちょっと意外でした。

もっとも、単なる爆音という訳では無く、さすがソルダーノと思わせる、温かみのある良質なサウンドがします。
そういえば、5150もデュアル・レクチファイヤーも、ハイゲインというだけでなく、それぞれ特徴があり意外と良い音なのですよね。
ところで、個人的には、5150もデュアル・レクチファイヤーも1990年代の初期のモデルの方が好きなのですが・・・これは歳のせいで、新しいモダン・サウンドについていけないからでしょうか?

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ソルダーノ アヴェンジャー 100W

イメージ 2
ピーヴィー 5150
エディのサインで無く、EVHと書かれている初期型

イメージ 3
メサ・ブギー デュアル・レクチファイヤー ソロ
モデル・チェンジする前の2chの物