今年の抱負として、無駄遣いをしない事をあげていたのに、早速、物欲に負けてしまいました。
で、買ったのは、メサ・ブギーのアンプSOB(サン・オブ・ブギー)です。
ネット・オークションで、見つけて、かなり安かったので、思わず落札してしまったのです。
かなり昔のアンプなので、知っている人もあまりいないし、人気がないのでしょうか?
ご存知のように、サンタナ等の使用で鮮烈なデビューをしたメサ・ブギーは、後に2チャンネルをフット・スイッチで切り変えるようにモデルチェンジしてマークⅡとなります。
このとき、それ以前のオリジナル・アンプはマークⅠと呼ばれるようになりました。
さらに、機能を追加してマークⅢに進化したのですが・・・そうなると、シンプルだったマークⅠを望む声が起き・・・その声に応えて、マークⅠの再現でシンプルな廉価版として登場したのがSOBなのです。
(ちなみに、バック・パネルにはSON OF ORIGINAL MESA/BOOGIEと書かれています)
しかし、後に正式なマークⅠのリイシューが登場した事もあり、人気がなくなってしまったようです。
もっとも、両者ともマークⅠの再現とはなっていないようで、リイシューはマークⅡに近い部分もあり、SOBはよりシンプルな構造になっているみたいです。
このため、オリジナルのマークⅠは生産量が少ないこともあり、かなり高価で取引されています。
実は、メサ・ブギーのマイナーなアンプであるサブウェイ・ブルースという小型アンプが、個人的に気に入っていました。
このサブウエイ・ブルースというアンプ・・・メサ・ブギーにしては珍しく、1チャンネルでボリュームも1個だけという、シンプルな構造・・・多彩な音は出せませんが、音が良いのです。
そんな訳で、マーク・シリーズでも、シンプルな構造のSOBに興味を持っていたのです。
届いたアンプは、いかにもマークシリーズらしく、ガッシリした造りで重く、廉価版という感じではありません。
音も、マークⅡやマークⅢから想像していたのとは異なりますが、かなり良い音・・・・つい無駄遣いしたけど、値段の割に良い買い物でした。
メサ・ブギー SOB
メサ・ブギー サブウェイ・ブルース
メサ・ブギー マークⅡ
メサ・ブギー マークⅢ