昨日は、珍しいバックが2ピースのオールドのES-335について書きました。
何故か、このタイプは、フレイム・メイプルが使われている事が多いのも特徴です。
で、掲載されているモデルも、ES-330やCRESTなどセンター・ブロックが無いホロウ構造の機種もあり、さらにES-150Dのようにディープ・ボディのホロウ構造の物まであります。
個人的には、センター・ブロックがある物がセミアコだと思っていたのですが・・・なんか、定義が曖昧になっているような気がします。
シン・ボディならば、ByrdlandとかES-125TCなんかも掲載した方が良さそうなのですが・・・ダブル・カッタウェイで無いからだめなのでしょうか?
そういえば、シングル・カッタウェイのシン・ボディでセンター・ブロックがあるハワード・ロバーツ・フュージョンも掲載されていません。
それなら、バーニー・ケッセル・モデルはダブル・カッタウェイでES-150Dよりもボディ厚は薄いです。
ちなみに、ごく少数ですがByrdlandはダブルカッタウェイの物が作られていて、これなんかシン・ボディでダブル・カッタウェイです。
要するに、正面から見たボディ・シェイプがES-335と似た形状ならば、この本ではセミアコとして扱っているような印象を受けました。
まあ、センター・ブロックの有無は外観からは判らないし・・・詳しくない人にセミアコってこんな物ってイメージさせようとしているのかもしれませんが・・・なんか釈然としませんね。