2ピース・バックのES‐335

米朝会談の開催地がシンガポールになったそうですが・・・金正恩の兄、金正男が殺害されたのはお隣のマレーシアというのが皮肉ですね。
そして、シンガポールといえば、もう一人の兄、金正哲が2011年に行われたエリック・クラプトンのコンサートを観に来た事がありましたっけ。

ところで、エリック・クラプトンのコンサートというと・・・最近、発売された「ギブソンES‐335 プレイヤーズ・ブック」というムック本を見ていていたら・・・2006年の来日公演で使われたES-335の写真が載っていました。
そのES-335のバックの写真を見てビックリ・・・センター合わせの2ピース・バックなのです。

実は、私が所有する1961年製のES-335も珍しい2ピースバックなのです。
このギター、かなり昔、都内のデパートで開催されたヴィンテージ・ギターのセールで見つけたもので・・・当時、フュージョン・ブームが去った直後とはいえ、まだまだドット・ポジションマークのES-335は高価だったのですが・・・そこそこ安い価格で売られていたのです。
これを見逃したら、この価格でドット・ポジションのES-335を入手できる可能性は無いかもしれないと思い、36回ローンで購入しました。

安かった原因が、このバックが2ピースということなのですが・・・ギターを抱えてしまえば隠れてしまうので、気にしない事にしました。
その後、アレコレ調べたら、海外には少しだけですが・・・同様の2ピース・バックの物が存在している事を知って、安心した事を憶えています。
珍しい物ですが・・・・別に2ND表記なども無く、おそらく発売当時は正規に売られたものなのでしょう。

そして、エリック・クラプトンが、この珍しい2ピース・バックのES-335を使っていたという事を知って・・・今まで、ちょっと引け目に感じていた点が、逆に自慢の点になりました。

ちなみに、この2ピース・バックのES-335って、エリック・クラプトンのギターもそうですが・・・メイプルにフレイムが出ている物が多いような気がします。
といっても、バーストのレスポール同様に、うっすらとフレイムが出ている程度ですが・・・オールドのES-335って、フレイムが出ている物ってほとんど無いので、それも珍しいのです。

もちろん、リイシューでは、バリバリのフレイムが出ている物や、トップがブックマッチのトラ杢なんていうES-335もありますね。

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ギブソンES-335 プレイヤーズ・ブック」 リットー・ミュージック

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Gibson ES-335TD 1961年製のバック

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Gibson ES-335TD 1961年製 トップ