発売が延期になっていたPlayer誌は、1~3月合併号が27日に発売になるということで、ちょっと安心しました。
そういえば、ギターの書籍に関して・・・年末に発売された「ギブソン・ゴールドトップ・プレイヤーズ・ブック」というムック本、よくあるバースト本と同じ感じにとらえていたのですが、改めて考えると画期的な本だという事に気づきました。
この本で取り上げられているモデルは、1952~1958年までのレスポール・スタンダード、1968~1969年の再生産レスポール・スタンダード、1969年からのレスポール・デラックス、1971~1972年のレスポール・スタンダード58、1982年のレスポール30周年記念・・・さらに、フルアコのES-295やセミアコのレスポール・シグネーチャーといったゴールド・トップ・ギターです。
これに対して、いわゆるバースト本だと、取り上げているのは1958~1960年のサンバースト・レスポール・スタンダードというモデルだけです。
つまり、この手の本だと決まったモデルを対象にしているのに、「ギブソン・ゴールドトップ・プレイヤーズ・ブック」は、ゴールド・トップというフィニッシュを対象にしているのです。
もちろん、レスポール・デラックスやレスポール・スタンダード58には、サンバースト等のフィニッシュもありますが、対象になっていません。
この感じで、今後、フィニッシュを対象にした「ブロンド」とか「キャンディ・アップル・レッド」や「レイクプラシッド・ブルー」なんてシリーズも登場したら面白いのですが・・・はたしてどうなりますかね?
というわけですが・・・私はゴールド・トップのギターが特に好きという訳でもなく、3本しか所有していません。(1本はオール・ゴールドなので、厳密にいえば2本だけ)
レスポール・スタンダード58もレアなサンバースト・フィニッシュの方を所有しています。
3ピースネック、1ピースボディ・バックのデラックス初期仕様です。
1968年製同様に1ピース・ネック、1ピース・ボディ・バック、ブックマッチ2ピース・トップですが、グローバー・ペグ、オールドPAFピックアップ×2にコンバージョンしています。
レアなオール・ゴールド・フィニッシュ、チューン・O・マチック・ブリッジとピックアップを1960年代前半のステッカー・ナンバードにコンバージョンしています。
<参考>
チェリー・サンバースト・フィニッシュです。