ギブソンのセミアコ

先日、ストラトキャスターレスポールのフィニッシュについて書きました。
最近は、様々なカラーのギターが容易に入手できますが、オールドでは、サンバースト以外はなかなか入手が困難です。

今日は、ギブソンセミアコのフィニッシュについて書こうと思います。
セミアコもオールドでは、サンバーストのイメージが真っ先に頭に浮かぶのではないでしょうか?
そのサンバーストも、現在では経年変化により様々な色合いとなっていて、なかなか趣きがあります。
ラリー・カールトンの愛器で有名な、60年代後半のアイスティー・バーストと言われるタイプは、特に有名ですね。

レスポールでも、サンバースト以外にゴールド・トップなんかがあったように、セミアコではブロンド(ナチュラル)とチェリー・レッドも標準色として存在していました。
ブロンドは、1950年代の初期モデルにか存在しなく希少なため、かなり高価で取引されているので、残念ながら所有した事がありません。

その点、チェリー・レッドは、サンバーストと同じ程度の価格で流通しています。
個人的には、ES-345やES-355のようなゴールド・パーツの機種には、チェリー・レッドが映えるように思います。

もちろん、色によって、サウンドや機能に差があるわけではないので、好みの問題です。

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ギブソン ES335TD 1961年製
ブラウン・サンバースト

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ギブソン ES335TD 1967年製
アイスティー・バースト
ラリーカールトンを真似てか?テールピースとペグが交換されている

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ギブソン ES345TDSV 1967年製
チェリーレッド・フィニッシュ
ES345はステレオ・バリトーンが標準仕様

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ギブソン ES355TDSV 1969年製
チェリーレッド・フィニッシュ
ES355はステレオ・バリトーンはオプション仕様、さらにトレモロアーム付き

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ギブソン ES330TD 1965年製
濃いめのチェリー・サンバースト
厳密にいえば、セミアコでなくてセンターブロックのないフルアコ
ジョン・レノンの使用でエピフォン版のカジノは高価ですが、ES330なら1965年製も手ごろな価格です

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ギブソン Byrdland N 1961年製
セミアコのブロンド・フィニッシュは所有していないので、同じシンラインのバードランドのブロンド・フィニッシュ