昨日は、エピフォンのセミアコのフィニッシュについて書きました。
エピフォンのサンバーストはボディの外周を縫っていて、ギブソンの様にホーン部を塗りつぶしていないのが特徴です。
ここのところ、ストラトキャスター、レスポール、セミアコと書いてきたので、今日は、フェンダーのテレキャスターにでもしようかと思っているのですが・・・参考になるほどのギターを持っていないので、あまり期待しないでください。
テレキャスターといえば、真っ先に頭に浮かぶのはブロンド・フィニッシュでしょう。
先日、ストラトキャスターの時も書きましたが・・・ブロンド・フィニッシュとは、メイプルのような白木の木材を真似て、木目が透けて見えるホワイト・フィニッシュをしたものを言います。
このため、ブロンド・フィニッシュでは、木目がはっきりしているアッシュ材が使われていますが、カスタムカラーの物は、木目が見えないのでアルダー材が使われます。
また、初期のブロンド・フィニッシュはあめ色に変色して、バタースコッチ・ブロンドと言われるようになりますが・・・1955年頃には、塗料が変更されて、黄ばまないようになります。
もっとも、個体によっては、日に焼けてかなり黄ばんだ物も見かけます。
また、テレキャスター・デラックスは、新色のウォルナットをイメージカラーとして、1972年末に登場します。
テレキャスター仕様にフロントPUを増設した、スラブボード指板
テレキャスター・デラックス同様のウォルナット・フィニッシュ アルダー・ボディ
テレキャスター・デラックス 1973年製
ウォルナット・フィニッシュ アッシュ・ボディ
テレキャスター・シンライン 1973年製
ナチュラル・フィニッシュ アッシュ・ボディ