目立たない絵

昨日は、世田谷美術館で開催されている「パリジェンヌ展」について書きました。
意外と絵画が少なかったですが、ファッション等に当時の女性の生き方が表れていて、興味深かったです。

今日は、国立新美術館で開催されている「全日本アートサロン絵画大賞展」を観に行ってきました。
年末に、報告したように、私の作品も入選して展示してあるのです。

例によって、色々なバリエーションの絵が展示してあって楽しめました。
審査員の好みもあるし・・・入賞した絵でなくても、素晴らしい作品があるのが面白いところです。
個人的には、自分が描くうえで参考になりそうな作品を探しているのですが・・・なかなか、私の描きたいような作品は少ないですね。
今回は、水彩の色づかいが結構良い作品がいくつか・・・水彩といってもガッシュなのですけど・・・油彩でも似た感じがだせないか?なんて考えてしまいました。

どこかで観たような感じの作品が多く、凄いと思わせるのが少なかったような・・・日本人らしく、緻密に描いている作品がいくつかあって、その労力は凄いと思いますけど・・・なんか感動しないんですよね。
もっと、描きたいという気持ちに溢れていて、勢いが感じられるような絵の方が好きです。

そんな事を言っているけど・・・私は、描く時間があまり無いので、いかに手を抜くか?なんて事を考えているから・・・作品の出来栄えも今一つで・・・自分でも見落として、前を素通りしてしまいそうでした。
特に、周囲の作品と比べると、色使いが地味・・・もっと目立つようにしないとダメですね。

ちなみに、これが今回の入選作・・・他の入選作と並べられていると、全然印象に残りません。

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