「皇室の彩」展

今日は文化の日、天気も良かったので、美術館にでも行こうと思って、上野に行ってみました。
美術館が開く9時半ぐらいに行ったのですが・・・既に、どこも行列ができていました。

上野駅で、チケットを買おうかと思ったのですが・・・そこも、既に行列ができていました。

余談ですが・・・上野駅自体が、かなり混んでいてビックリ、3連休で旅行に行く人も多いのでしょうか?
トランプ大統領の来日前という事もあり、コインロッカーが使えないので、スーツケース等の大きな荷物を持った人があちらこち・・・さらに、未だ公開されていませんが、パンダが生まれたので、動物園へ行く家族連れも沢山いました。

一応、事前に調べたら国立西洋美術館で「北斎ジャポニズム」展、東京都美術館で「ゴッホ」展、上野の森美術館で「怖い絵」展、そして東京芸術大学美術館で「皇室の彩」展というのを開催しているようです。

まず、国立西洋美術館の前を通ったら、既に長蛇の列・・・次に、東京都美術館に向かったら、こちらも長蛇の列・・・そこで、穴場的存在の東京芸術大学美術館へ・・・案の定、10人位しか並んでいません。
そういえば、途中で前を通った、国立博物館の「運慶」展も、凄い行列・・・既に拝観しておいておいて良かったです。

しばらくすると、警備員さんがドアを開けて入場・・・開館時には、30人以上並んでいたと思いますが・・・それでも、ゆっくり見る事ができました。

今回の展示は、東京芸術大学創立130周年記念特別展「皇室の彩 百年前の文化プロジェクト」という名称で、大正から昭和初期に、日本を代表する芸術家達が献上した品々を展示したものです。

流石に日本人芸術家らしく、展示してあるものは、細かなところまで手を抜かない精緻な物ばかり・・・近づいて、目を凝らしてみないと、よく判りません。
まだ、空いているうちに、じっくり見れたので良かったです。

絵画、彫刻、工芸・・・いずれも超有名な芸術家ばかりで、結構、見ごたえがあり・・・中には、多くの芸術家がコラボした作品もあり、中でも、当時の東京都の地図と、有名な場所をそれぞれの芸術家が描いたものは興味深かったです。

個人的には、自分も絵を描くので、横山大観秩父宮家のために描いた「秩父霊峰春暁」が良かったです。
何気なく描いたような、木の表現が素晴らしくて気に入りました。

ちなみに、チケットを見せると、「ゴッホ」展が割引になるというので・・・帰りに東京都美術館を覗いたら、少し行列が減っていたので、そちらも見てきましたが・・・「ゴッホ」展については、明日にでも書きます。

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「皇室の彩」展 チラシ、チケット、出品リスト