ゴッホ展とポーラ美術館コレクション展

前回、三菱一号館美術館で開催されているイスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」を観に行ったことを書きましたが・・・今日も、東京都美術館で開催している「ゴッホ展 響き合う魂 ヘレーネとフィンセント」を観に行きました。

さらに、渋谷文化村で開催している「ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス」も、開催期間が11月23日までというので、ハシゴしてきました。

 

実は、ゴッホ展の方はかなり前に予約したのですが、予約が空いた時間帯があまりなくて、今日になったのです。

初公開の作品も多いようで、かなり期待していたのですが・・・素描など初期の作品が多く、今ひとつでした。

点描画など色々な画風を試したりしていますが、それほど良い出来ではなく・・・こうしてみると、ゴッホは天才ではなく努力の人だったのが判ります。

もちろん、晩年の作品は素晴らしいのですが・・・アルルに行く前の作品は、暗い作品も多く、炎の画家といった感じはしません。

 

一方の「ポーラ美術館コレクション展」ですが、こちらは空いた時間帯が多く予約がすぐとれました。

良い作品は多いのですけど、見た事があるものばかりという感じでした。

最初に展示してあるコローの作品が凄く良かったので、ちょっと期待したのですけど、全体的には予想通りという内容でした。

意外だったのは、ガレとかルネ・ラリックの小物なども展示されていたのが良かったです。

あと、ユトリロの作品ですが、パリの街角を描いていて、看板など佐伯雄三と間違えそうな感じが意外でした。

 

余談ですが・・・現在、新型コロナの感染が落ち着いているので、展覧会に行ったのですが・・・上野公園も渋谷も人混みが凄くて、ちょっと心配ですね。

 

f:id:late4thesky:20211106212739j:plain

ゴッホ展」 チラシ、作品リスト

 

f:id:late4thesky:20211106212756j:plain

ゴッホ展」図録

 

f:id:late4thesky:20211106212809j:plain

「ポーラ美術館コレクション展」 チラシ、作品リスト

 

f:id:late4thesky:20211106212823j:plain

「ポーラ美術館コレクション展」図録