ここのところ、日帰りで奈良まで行って展覧会巡りをしてきたことを書いてきました。
芸術の秋なので、また展覧会へ行こうと思ったのですが・・・東京で開催されている面白そうな展覧会は見てしまったので・・・わざわざ新幹線を使って、奈良まで見に行ったのです。
テレビの影響力って凄い!という感じなのですが・・・たぶん、「正倉院展」も、テレビで取り上げる前だったら、そんなに混んでいなかったのではないでしょうか?
実は、この前の連休のとき、上野に展覧会を見に行ったら・・・国立西洋美術館の「北斎とジャポニズム」展、東京都美術館の「ゴッホ」展、国立博物館の「運慶」展・・・どれも、長蛇の列だったので・・・空いていた「皇室の彩」展を見たのです。
テレビを視て、飾り棚の蒔絵の技法の違いなど・・・展覧会に行く前に知っていれば・・・と思った事実が紹介されていて・・・もちろん、そんな知識がなくても、細かな細工の見事さには感心したのですけど・・・ちょっと、残念な気がしました。
展覧会に行く前にテレビを視ていれば、見どころが判って、もっと楽しめるのですが・・・テレビの放映後だと、混雑してしまう・・・悩みどころですね。
本来は、事前知識がなくても、自分の感性だけで作品の良さが判るべきなのでしょうけど・・・自分の感性が今ひとつの凡人だから、悩むのかもしれません。