高齢者の貯蓄

昨日は、プレミアム・フライデーについて書きました。
政府は、消費の増加を目的としているようですが、はたして効果はあるのでしょうか?

先ほど、「池上彰のニュースそうだったのか‼‼」という番組を視ていたら・・・
景気の気は気分の気という事で、将来に不安があるから、お金を使わないで貯蓄にまわすという話をしていました。
特に、企業の内部留保とか高齢者の貯蓄がどんどん増加しているそうです。

ちなみに、若い世代は支出しなければならない事が多いので、貯蓄にはそんなにまわせないのです。
そう考えると、プレミアム・フライデーのターゲットは、当然ながら働いている世代なので・・・まるっきり、的外れのような気がします。
もっと、お金を持っている企業や高齢者が支出するような政策を考えた方が良いのでは?と、思ってしまいました。

実は、私の母も、ある程度の貯蓄があるようです。
もっとも、認知症になったので、詳細が判りません。

以前、財産関係の書類等はここに仕舞ってあると言っていた場所には何もなく・・・あれこれ探したら、一部見つかったのですが・・・他は、まだ見つかっていません。
恐らく、認知症になってから、不安に思って、隠してしまったのでしょう。

今回の脳梗塞発症で、今後は施設に入れるなどお金がかかる事が予想されます。
そこで、成年後見人も考えているのですが・・・申請するには財産目録を作る必要があるのです。
それほど正確な数字でなくても良いそうですが・・・大雑把に把握するのにも、家中を探さなければならないので・・・今のところ、後回しにしています。

おそらく、世間の高齢者の中には、母と同様に、本人が認知症になって、所在がはっきりしない貯蓄がかなりあるのではないでしょうか?
このような貯蓄を、本人のために使ってあげる事が出来るような政策を考えてもらいたいですね。