高齢者の事故

昨日、母を車椅子から移すときに、ひねったので右腰のあたりを痛めてしまいました。
寝たら治るだろうと思っていたら、横になったら痛くて、ほとんど眠れませんでした。

オマケに、朝になったら傷みが増していて、立ち上がったり歩くのが辛いため、今日は掃除や買い物もしませんでした。
母の面会だけは行ったのですが・・・歩くたびに腰に激痛がはしるので、ソロソロ歩きになってしまい、車をよけるのも大変・・・歩くのが不自由な老人の気持ちが、ちょっぴり判りました。
というか、私と同年齢でも腰痛をかかえている同僚もいて・・・自分も、歳なんだから注意しなければ、と改めて認識したのです。

ところで、今日のテレ朝の「ビートたけしのTVタックル!」では、高齢者ドライバーの事故について取り上げていました。
自分も、若い頃に比べて、視力は落ちたし、反応も鈍くなったので、運転していても危険を感じる事が増えているような気がして・・・さらに、今日みたいに、腰などを痛めて動きが悪くなる事もあるだろうし・・・注意しなければいけないと思いました。
なんか、このままだと、自動運転が普及するのが先か?免許を返納するのが先か?みたいな感じです。

もっとも、高齢者ドライバーの事故の急激な増加が問題となっていると言いますが・・・そもそも、若者の車離れなどもあり、ドライバー全体における高齢者の割合自体が増えているという事も考慮しなkればいけないと思います。
昔では、運転する事自体を諦めていた年齢になっても、元気な年寄りが増えたおかげで、現役ドライバーが増えているとか・・・あるいは、地方の公共交通が減ったり、運転してくれる若者が都会に行ってしまったりして、やむを得ず高齢者が運転をしなければならない、なんてこともあるような気がします。

そんなわけで、高齢者の事故が増加しているというのにも、ちょっとは統計上のマジックがあるような気がします。
そういえば、認知症にカレーが良いとい説がありましたが・・・なんでも、インドでは認知症が少ないからだそうですけど・・・そもそも、インドでは平均年齢が低いので、認知症になるほどの高齢者が少ないだろう、という指摘があった事がありました。

番組では、逮捕者まで出た、認知症による運転機能低下について述べていましたが・・・高齢者ドライバーの事故イコール認知症という結び付けは安易すぎるような気がします。
それがかえって、認知症ではないから大丈夫と思うようになるし・・・それよりも、年齢と共に視力や聴力の低下や反応が鈍くなったり・・・さらに、自分勝手さが増したり・・・なんて事を高齢者ドライバー自体が認識する必要があるような気がします。
そして行政も、やむを得ず高齢者が運転をしなければいけないような状況を無くすようにしなければいけませんね。

もちろん、高齢者に限らず、視力の弱い人や反応の鈍い人も運転しなくて良いように・・・さらに、危険運転のような自分勝手な人も減らす事も重要だと思います。
そういえば、番組の後半で、ながらスマホなど危険な自転車運転を取り上げていましたが・・・自分勝手なのは、高齢者に限らないみたいですね。