大判のハード・カバーで、税別\7,400という豪華本ですが・・・写真集として眺める分には良いのですが、ちょっと情報量が少ないような気がして・・・お金を持っている中高年向けって感じです
ふと、思い出したのが、昔もプレイヤー別冊でレスポール本があったなぁ、という事です。
本棚を探してみたら、ありました・・・・「THE LESPAUL」というムック本・・・1981年出版で定価980円、付録のポスター付でした。
写真は多いのですが画質が今一つ・・・それよりも特集記事が豊富で、情報量満載・・・当時は、ヴィンテージ・ギターに関する情報なんて、ほとんど無かったので、、貴重な情報源でした。
価格や内容からも判るように、今回の「The GIBSON Les Paul Standard 1958-1960」と比べてみると、ギター好きの若者を対象にしている感じがします。
そういえば、当時はＹＭＭ Player別冊とかかれています。
ＹＭＭとは、今もプレイヤー誌の表紙にも書かれているYOUNG MATES MUSICの頭文字なのですが・・・この言葉こそ出版目的だと思いますけど・・・・何となく、初心を忘れて大人向けの書籍を作っているのではないか？なんて思ってしまいました。
本棚で見つけた、他のプレイヤー別冊も、価格抑えめ情報量満載で若者向け・・・当時、心踊らされたことを思い出しました。
特に「HISTORY OF ELECTRIC GUITARS」なんかは、バイブル的な出来栄えで・・・ボロボロになるまで読みました。
こういった本を作ってくれれば、若者の読者も戻ってくるのではないでしょうか？
「THE LESPAUL」 YMM Player別冊 1981年 定価980円
「ＯＵＴＰＵＴ」YMM Player別冊 1982年 定価980円
