Peaveyのアンプ

先日は、メサ・ブギーのアンプについて紹介しました。
今では、ハイゲイン・アンプの代名詞のようになっていますが、昔はサンタナの使用で有名となったファト&スムーズなサウンドが特徴でした。

思えば、カルロス・サンタナって人は、その使用によってポール・リード・スミスのギターも有名にしたし・・・楽器のポテンシャルを見抜く目を持ったギタリストだったように思えます。

同じような事は、マーシャル・アンプやギブソンレスポール、あるいはフェンダーストラトキャスターの魅力を引き出したエリック・クラプトンにも言えると思います。
そういえば、クラプトンはマーチンの000サイズの魅力も引き出していますね。

そして、シャーベルやクレイマーのギター等の魅力を引き出したエディ・ヴァン・ヘイレンも、同じタイプといえるでしょう。
今回は、エディーの使用で有名なPeaveyのアンプを紹介します。

もっとも、Peaveyのアンプは1980年頃から、そこそこ有名でした。
特にBandit112というトランジスタ・アンプは、価格の割に真空管っぽいサウンドも出せて、ディストーション系のサウンドバリエーションが豊富なので、今でも続くベストセラー機です。

で、エディーのアンプと言えば、シグネーチャー・モデルの5150ですね。
これは、ハイゲイン・アンプのはしりで、クリーン・チャンネルも歪んでいますが、嫌みのないサウンドです。
ミュージックマンのエディー・ヴァンヘイレン・シグネーチャー・ギターをつなぐと、例のブラウン・サウンドが楽しめます。

ちなみに、初期の5150は、フロント・パネルにEVHと書かれていて、後のエディーのサインが書かれた物とは音が違うと言われていますが・・・・製造国が違うとか部品が違うとか、詳細は不明です。

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Peavey Bandit 112 1980年代初期

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Peavey 5150 1990年代中期
EVHと書かれているものをネットオークションで落札したのですが・・・
赤白のストライプは元々の仕様なのか、前の持ち主によるものか不明です。

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ミュージックマン EVHシグネーチャー 1992年製
やはり、エディーのシグネーチャーというとこのギターのイメージが強いです。