エリック・クラプトン・イン・武道館2019

昨日は、愛用しているミュージックマンのRD110-fiftyというアンプについて書きました。
そういえば、このアンプも一時期エリック・クラプトンが使用していたという話がありますね。

実は、昨日、日本武道館エリック・クラプトンのライブに行ってきました。
個人的には、今ひとつといった感じでした。
観に行こうと思ったのは、例の映画「エリック・クラプトン 12小節の人生」の影響です。

クラプトンのコンサートはジョージ・ハリソンやスティーヴィ・ウィンウッドとのジョイントなど何回か観に行って、過去には素晴らしかったのもあるのですが・・・何年か振りで観たら、まあ、こんなところか、といった感じです。
もっとも、MCもほとんど無く、どんどん演奏していくのは良かったです。

そのせいか、他のアーティストの様にギターの持ち替えがなく、エレキはブラックではなくてレイクプラシッドブルーをちょっと緑っぽくしたようなフェンダーのシグネーチャー・モデル1本で、アコギはマーチンのシグネーチャー・モデル1本だけでした。
ちなみに、ドイル・ブラムホールIIにいたっては、ヘリテイジのセミアコらしいもの1本だけでした。

スクリーンが左右のかなり高い位置に吊るしてあり、アリーナの前から10列目ぐらいの席でしたが、かなり見づらく、ほとんど、ステージを直に見ていたので、楽器のロゴとか指元のような細かい処は良く見えなかったのが残念です。

前半のエレキパートはアイ・ショット・ザ・シェリフが良かったですね。
その後の、アコギパートでの、ティアーズ・イン・ヘヴンもレゲエっぽいアレンジでした。
ガッカリしたのは、アコギパートで愛しのレイラを演ったこと・・・初日(13日)ではエレキで演奏したというので、ちょっと期待していました。
ちなみに、初日は、ジョン・メイヤーも飛び入り参加したとか・・・初日に観た人はラッキーでしたね。

もっとも、クラプトンのアコギ、かつてはフラット・ピックで演奏する事が多かったのですが、今はフィンガー・ピッキングのみ、歳のくせにかなり上達しています。
まあ、黒沢楽器とマーチンがコンサートのサポーターなので、アコギ・パートに力を入れるのは当然なのかもしれません。

後半のエレキ・パートでは、バッジのタメの間が、以前よりもさらに伸びた感じ・・・個人的には、以前の間の取り方のほうが良かったです。
ワンダフル・トゥナイトでは、ライトを左右に振る沢山の観客・・・なんか歌謡曲のコンサートみたい。
で、ラストのコカインで全員総立ちで「コカイン」の大合唱というお馴染みの感じです。

意外だったのは、アンコールがオルガンのポール・キャラックが歌って、クラプトンは後ろに下がってバッキングだけ・・・てっきり、もう一曲演るのかと思ったのですが・・・尻切れトンボでした。
思えば、クラプトンもかなりのお歳、無理はできないのかも?・・・観客も若作りしているが年配者ばかり・・・達者な姿が見れて良かったというところでしょうか?

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エリック・クラプトン コンサート・パンフレット