昨日は、VOXのCambridgeというコンボ・アンプについて紹介しました。
今日は、フェンダー、マーシャル、VOXに次ぐ地位を確立したメサ・ブギーのアンプを紹介します。
そして、それに続くフュージョン・ブームの時も、多くのギタリストに愛用されていました。
サンタナが使っていたのは、MarkⅠと言われる物で、その後MarkⅡ~Ⅳと続きました。
Markシリーズは、チャンネル切り替え式で、3ボリュームによる多彩なサウンドが特徴でした。
で、私が所有しているのは、大ヒットした3チャンネルのMarkⅢというモデルです。
このMarkⅢには、色々バリエーションがあるのですが、オプションのグラフィックEQ、リヴァーブ付きで、さらにサイマルクラス切替も付いています。
このMarkⅢには、色々バリエーションがあるのですが、オプションのグラフィックEQ、リヴァーブ付きで、さらにサイマルクラス切替も付いています。
ちなみに、サイマルクラスとは4本のパワー管のうち2本をクラスA、残り2本をクラスABで使う方式です。
で、音は凄く良いのですが・・・使いこなすのが大変なうえに、機能を詰め込んだせいか、かなり重たいのが難点です。
実は、もう1台メサ・ブギーのSubway Bluesという廉価版アンプも持っています
メサ・ブギーでは、数年ごとに廉価版アンプが発売されるのですが、 他の廉価版モデルは2チャンネル仕様で、プアマンズMarkシリーズといった感じなのですが、これはシンプルな1チャンネルなのが特徴です。
名前の通り、ブルース向けに割り切ったメサ・ブギーのスムーズなサウンドしか出ませんが、これが結構好みの音なのです。
ちなみに、真空管はプリ管が12AX7が4本でパワー管がEL84が2本で出力が20Wとなっています。
古いアンプのように、余計なものを付けずに、下手に色々なサウンドが出せるようにしなかったのが、好結果になったように思います。