Petersonのアンプ

例によって、書くネタが思い浮かばないので、またギター・アンプの話です。

先日は、DeanMarkleyのRM-40-DRというアンプを紹介しました。
このアンプは、基本的には良質なトランジスタ・アンプなのですが、FETという真空管を使った回路も組み込んでいるため真空管サウンドも出せるものでした。

今日は、やはり同じ頃に、評価が高かったPetersonのP-100Gというトランジスタ・アンプを紹介します。

このアンプは、純粋なトランジスタ・アンプなのですが、基本的に真空管的のようなウォームなサウンドを持っていて、さらに2チャンネル仕様で、クリーンなサウンドからハードなディストーションサウンドまで、幅広くカバーします。
また、ボディはコンパクトなのですが、出力は100Wと充分です。
このため様々なミュージシャンに使用されていますが・・・個人的には、フュージョン系の音楽に向いている気がします。

当時は、マホガニー・キャビネットのボディも印象的だったのですが・・・実は、このキャビネット構造とスピーカーの音圧のマッチングが、ち密に計算されているので、あのサウンドを実現しているそうです。
特に、エレクトロヴォイスのスピーカーを採用した物は、素晴らしいサウンドがするのですが・・・なんせ、当時は高価で憧れの存在でした。

その後、懐に余裕ができて、中古を購入したのですけど・・・意外と、フット・スイッチが付いていない個体が多いので、注意しないといけませんでした。
どうやら、フット・スイッチが壊れやすいようなのですが・・・実は、このアンプ、フット・スイッチが無いとチャンネルの切り替えができません。
しかも、特殊なフット・スイッチのため、汎用のものでは代用できません。
それで、フット・スイッチ付でスピーカーがエレクトロ・ヴォイス仕様のものを探して購入しました。


イメージ 1
PETERSON P100G EV 1980年代中頃