先日、新たに80年ごろのミュージックマンのアンプを1台入手しました。
結構、好きなメーカーなのですが、フェンダーやマーシャルのアンプほど高価で取引きされていないのが良いですね。
前期のアンプのモデルは、シルバー地に黒のマークのエンブレムなのですが、後期は、黒地にシルバーのマークのエンブレムになります。
ミュージックマンといえば、プリアンプがトランジスタでパワーアンプが真空管というハイブリットを採用した事で有名ですが・・・前期の初期のモデルは、プッシュプルのドライバーに真空管を使っていて、音が良いです。
ちなみに、エリック・クラプトンが使用していたのも、この初期型になります。
前期は、当時のフェンダー同様に、ノーマル・チャンネルとヴィブラートのチャンネルなのですが・・・後期になると、ノーマル・チャンネルとディストーション・チャンネル(もしくはフェイザー・チャンネル)をフット・スイッチで切り替えできるようになります。
そして、最後に発売されたRD50シリーズは、ノーマル・チャンネルは従来通りプリアンプがトランジスタでパワーアンプが真空管のハイブリッドなのに対して、ディストーション・チャンネルは、プリアンプ、パワーアンプ共に真空管という構成になっています。
そんな詳しい事を知らずに・・・ミュージックマンのアンプが製造中止になった当時、渋谷のヤマハで110RD-fiftyという50Wコンボが格安で売られていて購入したのですが・・・今でも、一番のお気に入りアンプです。
今回、購入したのは、後期の100RDというヘッド・アンプ・・・凄く安かったので、上記の110RD-fiftyのパワー・アップ版を期待したのですが・・・ディストーション・チャンネルはプリアンプがトランジスタでパワーアンプが真空管のハイブリッドなので、やはり音が今一つでした。
もっとも、ミュージックマンの音はしているし・・・所有している初期のモデルと違い、フットスイッチでチャンネルが切り替えられるのは便利なので、値段を考えれば満足しています。