フェンダー・チャンプ

昨日は、フェンダー・アンプのデラックス・リヴァーブとベースマンを紹介しました。
どちらも銀パネ時代のものですが、結構、良い音がしています。

実は、銀パネのチャンプも持っています。
まあ、中古でも数多く売られていて、特に珍しいアンプではないのですが・・・なんとなく1台は持っておきたいアンプです。

昔は、周りで持っている人が多かったせいか、なんだチャンプか!といった感じで、フェンダーのくせに有難がられないアンプでした。
そのせいか、私も最初に買ったフェンダー・アンプは、少し高価なデラックス・リヴァーブにしたのですが・・・その後、チャンプにはチャンプの良さがあることに気づきました。

ある日、ギターを探しに行った楽器屋で、ふと目に入ってきたのがこのチャンプです。
70年代後半の物ですが、結構、状態が良くて、真空管もオリジナルの物が付いていて、全然問題なく使えています。
同じお店に、同年代のヴァイブロ・チャンプも置いてあったので、弾き比べてみたのですけど、こちらの方が全然良かったです。

チャンプというと、例のクランチ・サウンドが有名ですが・・・クランチ・サウンドを出すためにボリュームを上げると、出力6Wといえども、かなり大きな音なので、家では、夜は弾く事ができません。

そういえば、少し前にチャンピオン600のリイシューが発売されていて、フェンダーUSA名義ですが、実は中国製のため価格が安く、そのくせ真空管を替えると本格的な音がすると話題になりました。

・・・で、私も購入して試してみたのですが・・・確かに、価格の割には、かなり良い音がしました。
でも、銀パネのチャンプと比べると、今一つもの足りない感じがします。

もっとも、見た目の雰囲気が良いし、コストパフォーマンスが高いので、こちらも良いアンプですね。

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フェンダー チャンプ 1970年代後半

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フェンダー チャンピオン600 リイシュー 2000年代