先日、ミュージックマンのアンプを紹介しました。
初めてフェンダーのアンプを買ったのは、70年代後半のデラックス・リヴァーブです。
いわゆる銀パネで、ヴォリュームスイッチをプルするとブースト回路が組み込まれた時代のものです。
それまで、国産のアンプを使っていたので、フェンダーのアンプは憧れの存在でした。
仕事をするようになって、ある程度、懐に余裕ができた頃、ある楽器屋のバーゲンセールで、中古のデラックス・リヴァーブが3台売られていたのを見つけて、弾き比べて一番音が良かったのを購入しました。
あまり評価の高くない70年代後半のモデルでしたけど、私にとって、そのクリーン・サウンドは衝撃でした。
で、10年ぐらいたって、真空管を交換しようとしたところ、
何故か、整流管が60年代の物と同じRCAのGZ-34を使っていることが判明しました。
試奏した他の2台のアンプと音が違っていたのは、このためかもしれません。
元々、このようなイレギュラーな仕様があったのか?それとも、前の持ち主が改造したのでしょうか?
元々、このようなイレギュラーな仕様があったのか?それとも、前の持ち主が改造したのでしょうか?
ちなみに、歪みサウンドは、やはり初めて買ったマーシャルのコンボ・アンプ2103の音、使い勝手は先日紹介したミュージックマンのコンボ・アンプRD110fifty、が理想で・・・・思えば、これらを兼ね備えたアンプを追い求めていたような気がします。
もちろん、もっと古いフェンダー・アンプの方が、良い音がするのでしょうけど・・・高価なので、なかなか手が出ません。
これより古いフェンダー・アンプとしては、シルバーパネルのBASSMANを持っているだけです。
これは、グリルのアルミリムが無く、BASSMAN AMPと表記されていてAMPの文字が残っている1969年後半だけの過渡期の仕様です。
なお、60年代後半のフェンダー・アンプは、CBSによる回路変更を受けて、歪みのないサウンドとなったため、不人気だったのですが・・・この頃に、元の回路に戻されています。
もっとも、このアンプがどちらの回路なのか、調べた事はないのですけど・・・
もっとも、このアンプがどちらの回路なのか、調べた事はないのですけど・・・
ちょっと気になりますが・・・上記のデラックス・リヴァーブ同様に、音が良ければそれでいいと思っています。