昨日は、ミュージックマンが最後に発表したコンボアンプ110RD fiftyを紹介しました。
実は、エリック・クラプトンが使用していた初期のミュージックマン・アンプにも、他にはない特徴があります。
何年か前に、一部のマニアで話題となりましたが・・・
なんでも、そのドライバー部分なのですが、1950年代のフェンダー・アンプ等の古いアンプに採用されていたというPK分割回路というものが使われているそうです。
おそらく、プリアンプで歪みを作り、マスターで音量調節をするというギタリストの使い方を見て、合理的な回路に変更されたものだと思います。
ところが、初期型はマスターを上げてパワーアンプで歪みを作ると、素晴らしい音がするのです。
ところが、初期型はマスターを上げてパワーアンプで歪みを作ると、素晴らしい音がするのです。
ドライバーがトランジスタに変更されても、型番などに変更はなく、正面から見たところでは判別できません。
しかし、背面から見ると真空管の本数が違うので判別できます。
ミュージックマン HD-130
エリック・クラプトンが使用していたのと同じ初期型の130Wアンプです。
この当時としては珍しく、真空管パワーのHiとLowの切り替えもできます。
ミュージックマン sixty-five
こちらも初期型の65Wベースアンプです。
フェンダーでいうところのBASSMANにあたるアンプで、
NormalチャンネルとBassチャンネルがあり、周波数特性が異なっています。
当時のアンプはチャンネル切替えでないので、ギターとベースでアンプ1台を共有して使うこともできます。
当時のアンプはチャンネル切替えでないので、ギターとベースでアンプ1台を共有して使うこともできます。