ALOHAウクレレ

今日のGoogleのトップページは、初期のサーファーであり、さらにオリンピックの水泳ゴールド・メダリストのデューク・カハナモクでした。
今日が生誕125周年だったそうです。

私が、このハワイのヒーローの名前を知ったのは、意外なことにウクレレからです。

例によって、楽器屋で何となく興味を持って衝動買いした中古ウクレレなのですが・・・
ヘッドにはALOHA HAWAIIという文字と、ハワイの紋章が書かれていて、ボディにはDuke Kahanamokuの文字が書かれています。
別に有名ブランドではないので、安かったです。

家に帰って、Duke Kahanamokuってなんだろう、と思って、調べてみて、初めて彼の業績を知りました。
どうやら、このヒーローの名前を使ったブランドがあるようで、アロハ・シャツなんかも同じマークの物がありました。

このウクレレ、作りがどうもカマカ・ジャパンのkeikiモデルとそっくりです。
もちろん、音も似ていて、値段の割には、良い音でした。
ひょっとしたら、カマカ・ジャパンが作っていたのじゃないか?

この疑問は、後にカマカ・ジャパンの故遠藤弘社長の奥様が、ケイキやカマカという名前と共にアロハという名前を憶えていらしたので、解決しました。

さらに調べてみると、本家のカマカ・ハワイが作ったALOHAブランドのウクレレが存在することも知りました。
おそらく、本家カマカ・ハワイが作っていた関係から、カマカ・ジャパンでもALOHAブランドのウクレレを作るようになったのだと思います。

もっとも、ALOHAというブランドは、時代によって色々なメーカーが作っているようで、現在は安物ブランドとなっているようです。
また、ボディにDuke Kahanamokuと書かれたウクレレも安物ブランドのものもあるようなので、たまたま、私が興味を持って衝動買いした物が、カマカ・ジャパン製だったようです。

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ALOHAウクレレ おそらく1960年代のカマカ・ジャパン製
ボディにDuke Kahanamokuと書かれています。

イメージ 2
ALOHAウクレレ 1970年代のカマカ・ハワイ製
ボディ内にはカマカのラベルが貼られています。

イメージ 3
ALOHAウクレレ おそらく1940年代のカマカ・ハワイ製
ボディはモンキーポッド材です。