アロハのウクレレ

先日、モンタノのパイナップル・モデルのウクレレを紹介しました。
カマカのパイナップル・モデルとデカールまでそっくりのデッド・コピーされた物でした。

今日はアロハのウクレレを紹介します。
アロハというブランドは、現在は廉価版のウクレレで見かけることが多いですが・・・戦前のウクレレ・ブームの頃から、色々なメーカーによって作られてきました。
古い物の場合、ヘッド・ロゴはALOHAという文字とハワイ王家の紋章の組み合わせが多いです。

その中には、明らかにカマカによって作られたと思われる物もあります。
何故、カマカがアロハのウクレレを作るようになったのかは、不明ですが・・・おそらくハワイの販売店のブランドで、OEMで製造したのではないでしょうか?
そういえば、古いハワイのメーカーであるクマラエも、ホテルのブランドであるロイヤル・ハワイアンをOEMで作っていました。

なお、カマカ・ジャパン(東京弦楽器製作所)の故遠藤社長の奥様も、アロハというブランドがあったことを記憶しているということで、カマカ・ジャパンでもアロハのウクレレを作っていた事が判明しています。

注意しなければいけないのは、アロハのウクレレは色々なメーカーが作っているので、自分の目と耳で、その品質を確認する必要があることです。
そうすれば、カマカ製のウクレレを格安で手に入れる事ができるかもしれません。

もっとも、自分の目と耳で確認するというのは、すべてに言えることですね。
先日のモンタノのように、ヘッドのロゴがkamaka hawaiiと書かれていおるコピー品も存在するのですから・・・

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アロハのソプラノ 1970年代
ボディ内のラベルはカマカのホワイト・ラベルがそのまま貼られています

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アロハ ソプラノ 1970年代のヘッド
ハワイの紋章の上にALOHA、下にHAWAII

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アロハ パイナップル 1940年代
この当時は、ライセンスの関係で、カマカしかパイナップル・モデルを作れませんでした
材質はモンキー・ポッド

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アロハ パイナップル 1940年代のヘッド
こちらもALOHAとHAWAII

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アロハ パイナップル 1960年代
作りはカマカ・ジャパンと同じ
ちなみに、ボディに書かれているDuke Kahanamokuはアロハシャツのブランドのようです

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アロハ パイナップル 1960年代のヘッド
紋章の下にALOHAの文字、HAWAIIの文字はありません

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アロハ・ロイヤル 1960年代
これも作りからカマカ・ジャパン製と思われます
なお、ラベルにはTOKYO STRINGED INSTRUMENT MFC.CO.LTDと書かれています.
カマカ・ジャパンを作っていた東京弦楽器製作所の事だと思われます

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アロハ ロイヤル 1960年代のヘッド
ロゴのHAWAIIの文字がROYALに置き換わっています