上野散歩

昨日は、東京都美術館で開催されている「ポンピドゥー・センター傑作展」を見に行った事を書きました。
1906年から1977年までの、フランスを中心とした色々なジャンルの現代美術が年ごとに展示してあり、結構、良かったです。

「ポンピドゥー・センター傑作展」を見に行ったのは、先日、ぶっちゃけ寺という番組で上野の特集をしていたので・・・散歩がてらに、寺社も見る事ができると思ったからでした。
ちなみに、先ほどのニュースで、国立西洋美術館世界遺産に登録されるとい言っていましたが・・そちらは、前を素通りしただけでした。

番組を視ていて、寛永寺の根本中堂って行った事がない事に気が付きました。
調べてみると、上野公園から少し離れていて、ほとんど鶯谷駅のそばという場所のため、行ってなかったのだと思います。
で、歩いて行ってみると、やはり、ついでに見るというには、ちょっと遠い感じでした。
もっとも、江戸時代の寛永寺の敷地がいかに巨大だったか、実感する事はできました。

根本中堂というと、比叡山延暦寺を思い浮かべますが、そんなに威厳がある感じでもなく、普通の天台宗の寺社という感じがしました。
もっとも、大規模だった江戸時代の物は、彰義隊の戦いで焼失したそうで、明治に川越喜多院の物を移築したそうです。

ちなみに、川越喜多院へは行ったことがありまして、天海僧正の縁により、江戸城にあった徳川家光誕生の間や春日局化粧の間が移築されているので有名です。
水運があるとはいえ、江戸時代に、これらの建物を移築をするというのは、結構、大変だったのではないでしょうか?、

あとは、番組で紹介されていた、東照宮、上野大仏、清水観音堂、弁天堂なんかも見てきたのですが・・・実は、これらは、以前にも訪れた事がある場所です。
もっとも、以前来た時には、清水観音堂の月の松はありませんでした。
なんでも、歌川広重の浮世絵に描かれていて有名なため、平成24年に再現されたそうです。

それから、季節柄、弁天堂周辺の不忍池の蓮の花が咲いていて、良い感じでした。

イメージ 1
上野寛永寺根本中堂

イメージ 2
東照宮の入り口
番組では、東京に、もう一つの東照宮があったと紹介されていましたが・・・芝にもありますよね。

イメージ 3
東照宮参道
大名が寄進したという灯篭が並びます

金箔が眩いです

イメージ 5
参道から見える五重塔

イメージ 6
水観音堂

イメージ 7
水観音堂の舞台から「月の松」ごしに弁天堂を見る

イメージ 8
上野大仏

イメージ 9
弁天堂

イメージ 10
弁天堂周辺の不忍池で咲いている蓮の花