ポンピドゥー・センター傑作展

いつもは、家事と介護があるので、土日はそれなりにやることがあるのですが・・・3連休ということで、ちょっぴり時間に余裕がありました。
午前中は、お盆の墓参りに行って、午後は東京都美術館で開催されている「ポンピドゥー・センター展」を見に行ってきました。

墓参りは五月の連休以来だったので、雑草が結構茂っていました。
どうも、我が家の庭木もそうですが、天候のせいか、今年は草木の伸びるのが早いような気がします。
そういえば、以前、お墓の植木が枯れたので、キリシマツツジを植えた事を書きましたが・・・ちょっぴり、心配だったのですけど、無事に根付いていました。

で、午後は、久しぶりに美術館へ行こうと思って、展覧会情報を調べたら、上野の東京都美術館で「ポンピドゥー・センター展」をやっているのを発見・・・・先日、「ぶっちゃけ寺」という番組で上野公園を取り上げていたのを思い出し、「ポンピドゥー・センター展」を見て、ついでに上野公園を散歩でもしようかと思ったのです。

東京都美術館も5月の連休以来・・・あのときは、「若冲展」で、滅茶苦茶に混雑していたのですが・・・今回は、比較的空いていました。
展覧会自体は、巨匠たちの作品が集まっていたので、内容的には、かなり良かったですけど・・・ちょっと、統一性に欠ける感じでしょうか?

1906年から1977年まで、年ごとに1作品ずつ、フランスを中心とした現代美術を並べたもので・・・絵画、彫刻、写真、映像、デザインと幅広いジャンルを網羅していて、終戦の年である1945年だけは、作品が展示されてなく、エディット・ピアフの歌(バラ色の人生)が流れていました。

私が絵を描く事から、やはり興味は絵画作品だったのですけど・・・こうして並べたのを眺めてみると、戦前は色々なタイプの作品が登場していたのに、戦後は新しい表現が登場していないような感じがしました。
もちろん、新しい作品は登場しているのですけど・・・斬新さを感じさせるほど、大胆な表現への挑戦が無いような気がします。

見覚えのある作品が多い中で、今回、一番印象に残ったのが、1929年のセラフィーヌ・ルイの「楽園の樹」という作品、なんとなく、最近の絵画作品にも通じるような表現に思えました。

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「ポンピドゥー・センター展」のチラシ、チケット、作品目録