なんでも、これまでの上皇陛下の意思を受け継ぐような内容だったそうです。
先日、特攻とか玉砕のような歴史に残るような出来事だけでなく、戦時中の市民の暮らしを伝えるのも意義があると思うと書きましたが・・・思えば、戦時中の出来事を記憶している人も少なくなってしまいました。
もっとも、以前は、戦時中の暮らしについて語ってくれた事もあり・・・今になって、あの時、もっと聞いておけば良かった・・・若い世代に、ちゃんと伝えていかなければならないと思います。
そいえば、先日、携帯電話を買うために新宿西口を歩いていた時、ふと思い出したのが、子供の頃、この場所に傷痍軍人が居たのを見かけた事でした。
おそらく、恩給も支給されていたと思いますが・・・それだけは生活できなかったのでしょう。
あのような姿を晒しさなければならなかったなんて、今になってみれば、国による生活保障がどうにかならなかったのか?なんて思ってしまいます。
すっかり見かけなくなってしまいましたが・・・あの人達は、一体、どうなってしまったのでしょう?
今の若い人は、傷痍軍人なんて言っても判らないかもしれませんね。
そして、民間人でも、空襲などで、手足を失ったりした人もいたはずです。
一体、それらの人は、どうなってしまったのでしょう?
もっとも、大怪我をしても、命があった人は、未だマシなのかもしれません。
あの傷痍軍人の姿が、氷山の一角だと考えると、戦争が、いかに多くの人の人生を台無しにする悲惨なものだという事が判ります。