スリー・ハムバッカー

今日は暑かったですね・・・おかげで、なんかボーっとしてしまい・・・書くネタが思い浮かびません。
で、例によって、ギターの話で誤魔化します。

先日、ピックアップが一つのエレキについて書きました。
フルアコ等でフロントに一発搭載している物は、確かにリアピックアップが無い分、サウンドバリエーションが少ないですが・・・ボディの鳴りを妨げるものが少ない分、良い音がするものが多いです。
ソリッド・ボディのギターでも、フロント・ピックアップが無い分、サウンドバリエーションが少ないですが・・・ネック・ジョイントが強固なため、ボディの鳴りが良いものが多いです。

では、3ピックアップはどうか?というと・・・代表選手であるストラトキャスターのような、シングル・ピックアップでは、ピックアップが多い分サウンドバリエーションが多く、良い効果があるように思えます。
しかし、これがハムバッカーが3つとなると・・・マイナスな影響が目立ちます。

まず、ボディが重くなりすぎるし・・・弾くときにセンター・ピックアップにピックが当たり、かなり弾きづらいです。
さらに、通常のギブソンに搭載されているピックアップ・セレクターだと、3ポジションしか切り替えられないため・・・フロント、フロント+センター、リアといった組み合わせになってしまいます。
ちなみに、フロント+センターのポジションは、フェイズ・アウトしたケースとフェイズ・インのケースがあります。
しかし、このフロント+センターの組み合わせ・・・他のポジションとちょっと変わった音色になってしまい・・・意外と使えません。

そんな訳で、ハムバッカーを3つ搭載したものは、意外と人気がありません。
見た目が豪華なので、一旦、手にしても、結局手放してしまうという人が多いみたいですね。
もっとも、ファイヤーバードⅦの様に、ミニハムバッカーを3つ搭載しているものは、そんなに重くならないし、ピックがセンター・ピックアップに当たる事も無いので、個人的には好きです。

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ギブソン レスポール・アーティザン 1978年製

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ギブソン レスポール・カスタム35周年モデル 1989年製

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ギブソン SGカスタム・リイシュー 1989年製

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ギブソン ファイヤーバード 1963年製